18日に行われたコッパ・イタリア5回戦、インテル対エラス・ヴェローナの一戦は、2ー0でホームのインテルが勝利を収めた。長友佑都はフル出場した。
インテルは長友、カッサーノ、パラシオらを先発起用したが、一部主力はベンチからのスタートとなり、普段出場機会の少ない選手が起用された。ディフェンスラインでは、キヴがスタメンで登場。サネッティやカンビアッソらが不在のため、キャプテンマークを巻いてピッチに戻っている。
長友が左サイドハーフに入ったインテルは序盤、ヴェローナの気迫に押される展開。インテルのホームゲームではあるものの、2部のヴェローナは8000人近いファンがサン・シーロを訪れ、3階席から大きな声援を送った。
最初のビッグチャンスはヴェローナがつかむ。25分、前線でキヴを背にパスを受けたカチアが鋭い反転から右足でシュートを放ち、インテルゴールをおびやかす。しかし、これは枠の右にそれた。
インテルは29分、長友がペナルティーエリア左からクロスを入れるが、グラウンダーのボールはDFにカットされた。32分には、アルバレスのパスを受けたパラシオがシュートを放ちゴールネットが揺れたものの、その前にカッサーノに対するファウルで主審が笛を吹いていたため、得点にはならない。
42分にはパラシオとのワンツーでアルバレスがGKと1対1になる決定機を迎えたが、GKに当ててしまう。チャンスを生かせず、前半は0ー0で終了した。
インテルは後半、マリガを下げてグアリンを投入すると、好調のグアリンが早速仕事をした。50分、高い位置でモラスからボールを奪ったグアリンは、すぐさまスルーパス。このパスを受けたカッサーノがGKとの1対1を制して、先制点を挙げる。
すると、54分には自ら決めた。ペナルティーエリア左手前からFKのチャンスを得ると、グアリンが軽くずらして、カッサーノがストップ。これをグアリンが狙うと、壁に当たったシュートがゴール右上に決まった。
2失点目の直前にボジノフを投入したヴェローナに対し、インテルは55分にフアンを下げて、サネッティを投入。これに伴い、長友は左サイドバックにポジションを変えた。
67分には、長友が決定機を演出。左サイドをドリブルで崩すと、ペナルティーエリア内からグラウンダーのクロスを入れた。このボールに走り込んだパラシオが反転シュートを狙うも、コントロールがうまくいかない。
70分にはヴェローナがビッグチャンスを得たものの、ボジノフがフリーで放ったボレーシュートはクロスバーの上に消える。
75分、インテルは長友が再びポジションチェンジ。カッサーノを下げてアルバロ・ペレイラが左サイドバックに入ったため、長友が一列前になる。しかし、この3枚目のカードを切るのが早かったことが、のちに大きな問題となってしまった。
80分、インテルはGKカステラッツィが相手のシュートを弾いた際に負傷したため、担架でピッチの外へ。交代枠を使い切っていたインテルは、パラシオがGKのユニフォームを着た。
それでも、守備の意識が明確になったインテルはヴェローナにシュートを打たせない。アディショナルタイムにはヴェローナのシュートが枠をとらえたが、GKパラシオが弾き出し、インテルは無失点で勝利。ベスト8に進んだ。
インテルは準々決勝で、ナポリ対ボローニャの勝者と対戦する。
ハイライト動画