マンチェスター・ユナイテッドは11日、ハノーファーとのプレシーズンマッチに臨み、4-3と勝利を収めた。日本代表MF香川真司は先発フル出場し、終盤に決勝点となるゴールを挙げている。ユナイテッドでの香川の得点は、上海申花戦に続いて2点目だ。
ユナイテッドはルーニーとエルナンデスが2トップを組み、両サイドにナニとヤングが入る中盤フラットの4-4-2でスタート。これまではトップ下などを務めてきた香川だったが、この日は一列下がり、セントラルMFとしてクレバリーとコンビを組んだ。
主導権を握るユナイテッドは、14分のナニのクロスや、18分のヴィディッチのCKからのボレーなど、チャンスをつくるも得点を奪えない。23分には、深い位置を突いた香川が折り返して絶好機をつくるが、エルナンデスがシュートを当て損ねてしまい、ネットを揺らすことはできなかった。
24分には、スルーパスに反応したナニがGKツィーラーと交錯し、こぼれ球がフリーのM・キーンの元へ。だが、若手DFは焦ったのか、シュートをポストの横へと外してしまう。まさかのチャンスを逃したユナイテッドはその直後、GKリンデゴーアがミドルシュートの処理を誤り、こぼれ球をソビエフに押し込まれて先制を許した。
追う形となったユナイテッドは29分、香川が右サイドから中央に切り込みつつ、左足シュートを放つが、これはツィーラーに阻まれる。だが31分、左サイドを突破したエブラの折り返しにルーニーが合わせると、ツィーラーが弾いたこぼれ球をエルナンデスが押し込み、試合を振り出しへと戻した。
後半からギグスとデ・ヘアを投入して仕切り直そうとしたユナイテッドだが、早い時間帯に追加点を許してしまう。セットプレーの流れから、最後は左クロスをハギに頭で叩き込まれた。またも追う展開のユナイテッドは、52分にルーニーのパスからエルナンデスがチャンスを迎えるが、ここもツィーラーのセーブに遭う。
ユナイテッドは65分、クロスに反応したアブデラウエの巧みなヒールキックで、3点目を献上してしまう。だがその4分後、ルーニーが見事な直接FKを披露。再び1点差とすると、73分にはエルナンデスに代えてアンデルソンを投入し、1トップとなったルーニーの背後に香川を置いた。
すると、ユナイテッドは終盤に試合をひっくり返す。まずは82分、アンデルソンのスルーパスからルーニーが飛び出し、ツィーラーに倒されてPKを獲得。コンタクトがあったか微妙ではあったが、このPKをルーニーが沈めて同点に追い付く。
そして、勝負を決めるゴールを挙げたのが、香川だった。同点弾の直後、ルーニーからチャンスボールを受けながら、トラップミスで得点できていなかった香川だが、84分に再びルーニーがおぜん立て。中盤からのボールを頭で香川に落とすと、今度は右足でしっかりシュートを沈め、チームに勝利をもたらした。
プレシーズンマッチを白星で締めくくったユナイテッドは、20日にプレミアリーグ開幕戦を迎える。初戦は、敵地でのエヴァートン戦だ。
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