16日に行われたEURO2012グループA最終節、ギリシャ対ロシアの一戦は、1-0でギリシャが勝利を収めた。ギリシャはグループAの2位でベスト8に進出。首位で最終節を迎えたロシアは、まさかの敗退となった。
ドローでも突破が決まるロシアに対し、勝利が絶対条件のギリシャ。過去2戦では立ち上がりに難があったが、この日は積極的な姿勢を見せる。6分、CKにカツラニスがニアで合わせるが、これはGKマラフェエフに阻まれた。
だが、ロシアも10分、ジャゴエフのクロスに飛び込んだアルシャビンがGKシファキスを襲うと、これを機に反撃開始。12分のジャゴエフ、13分のケルジャコフと立て続けのシュートでギリシャゴールを脅かす。17分にもジルコフが左サイドを突破してチャンスとしたが、折り返しのボールはギリシャにブロックされた。
形成を逆転されたギリシャは、ロシアの攻撃力に苦しみ、40分にもショートコーナーからジルコフの強烈なシュートに脅かされる。だが、スコアレスで前半を終えるかと思われたアディショナルタイムに、ギリシャが試合を動かす。スローインがイグナシェビッチのミスを誘い、これを拾ったカラグニスが、そのままドリブル突破から右足でネットを揺らした。
ビハインドを背負ったロシアは後半、批判を浴びるケルジャコフを下げ、パブリュチェンコを投入して同点ゴールを目指す。だが、集中して守るギリシャの壁を崩せない。51分にシロコフ、57分にデニゾフがそれぞれミドルを放つが、いずれもボールはクロスバーを越える。
守ってカウンターを狙うギリシャは、61分にカラグニスが前線で見事なドリブル突破からエリア内へ侵入。イグナシェビッチに倒されるが、主審はシミュレーションとジャッジした。PKをもらえなかったギリシャは、70分にもツァベラスのFKがゴールマウスを叩き、運にも恵まれない。
しかし、ロシアも懸命に守るギリシャを崩すことができず。アドフォカート監督は72分にポグレブニャク、81分にイズマイロフと、前線の人数を増やして勝負に出るが、逃げ切りモードに入ったギリシャの厚い壁に阻まれる。
焦るロシアは84分、アルシャビンの右クロスに飛び込んだジャゴエフが頭で合わせる。完璧なタイミングのヘッドがネットを揺らすかと思われたが、ボールは無情にもポストの横へ。最後まで攻めたロシアだったが、4分間のアディショナルタイムでも同点に追い付くことができなかった。
もう1試合でチェコがポーランドに勝利したため、グループAは勝ち点を6としたチェコが首位に。同4で並んだギリシャとロシアのうち、直接対決を制したギリシャがベスト8へ駒を進めた。最下位から逆転で突破を決めたギリシャは、22日の準々決勝でグループB首位突破のチームと対戦。ロシアはまさかのグループステージ敗退となった。
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