8日のリーガエスパニョーラ第32節、サンチャゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー対バレンシアはスコアレスドローで終了した。オトラ・リーガ(2強抜きのリーガの通称)王者のバレンシアと引き分けた首位マドリーは、前日にサラゴサを破った2位バルセロナに勝ち点差を4に縮められた。一方、エメリ監督政権で初めてベルナベウでの敗戦を免れた3位バレンシアだが、翌日にラシン戦を控える5位マラガに順位を抜かれる可能性がある。
今季の公式戦で101ゴールを記録しているクリスティアーノ・ロナウド、イグアイン、ベンゼマのトリデンテを採用したマドリーだったが、バレンシアの組織的な守備を打開するアイデアに欠ける。力技でゴールをこじ開けようと試み、7分にC・ロナウドがミドルシュートを放ったが、ボールは右ポストに直撃して先制ならず。また24分にはイグアインの折り返しにフリーのC・ロナウドが合わせたが、このヘディングシュートはクロスバーを越えた。
対して、ソルダードをベンチに置き、アドゥリスの1トップを採用したバレンシアは、パレホを起点としたカウンターからゴールチャンスを探る。25分にはティノ・コスタのシュートがGKカシージャスに弾かれ、そのこぼれ球をリカルド・コスタがヘディングシュートで押し込もうとしたが、これは左ポストに当たった。ベルナベウのマドリディスタがマドリーにブーイングを浴びせながら、両チームの選手たちは一旦ロッカールームへと引き上げた。
ハーフタイム、モウリーニョ監督はイグアインを下げてディ・マリアを投入。46分には、そのディ・マリアのチャンスメイクからC・ロナウドがシュートを放ったが、GKグアイータの好守に遭った。それ以降は打開の糸口が見つけられず、逆に55分にはティノ・コスタにクロスバー直撃のミドルシュートを放たれ、肝を冷やした。その後、マドリーの選手たちが苛立ち始めたことをきっかけとして小競り合いが相次ぎ、試合はヒートアップしていく。
マドリーにペースを譲らずに試合を進めるエメリ監督は、63分にフェグリ、ピアッティを下げてパブロ・エルナンデス、マテューをピッチに立たせる。マテューとジョルディ・アルバの左サイドのコンビを起点に攻撃を展開し、アドゥリスとP・フェルナンデスによるフィニッシュを狙った。一方のモウリーニョ監督は、72分にケディラをと交代でカカーを投入。C・ロナウド、ベンゼマ、ディ・マリア、エジル、カカーの5発の弾丸で勝負を仕掛けた。
マドリーは77分、エリア手前からディ・マリアがミドルシュートを放つものの、またもグアイータの好守に遭ってゴールならず。エメリ監督がアドゥリスをソルダードに代えた直後の79分には、ベンゼマがエリア内に抜け出すも、グアイータが三度立ちはだかった。モウリーニョ監督は84分、エジルをカジェホンに代えて最後の攻勢に打って出る。だがエリア内に選手を敷き詰めるバレンシアを崩すことはかなわず、スコアレスで終了を迎えている。
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