アンジ・マハチカラの元ブラジル代表DFロベルト・カルロス(38)が、スペイン『マルカ』とのインタビューで、2012年限りで現役を退くことを明らかにした。

R・カルロスは、レアル・マドリー在籍時代から良好な関係にある『マルカ』に次のようにコメントした。

「アンジとの契約は2013年まで残っているけど、12月で現役を退く。その後は、会長のスレイマン・ケリモフのアシスタントとしてアンジに居続ける。ケリモフは、今後10年にわたって、クラブの組織を築くことを助けてほしいと僕に頼んだんだ」

また、この決断を変更する意思がないことを強調している。

「僕は引退する。スパイクを置く時が来たんだ。僕の身体は、フィジカルを要するプレー、多くの遠征に耐え切れなくなっている。プロ選手としては17年、アマチュアも併せると21年プレーしてきた。今年が最後だ」

「これまで多くの人々を幸せにしてきた。幸せな気持ちで現役を退くよ」

現役生活の中で最も印象に残っている出来事を問われると、マドリーの選手として獲得した1997-98シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを挙げた。

「ブラジル代表、マドリーの選手としてプレーしてきたこと、昨年のコリンチャンスでの経験…。すべてが思い出に残っているよ。1試合を挙げるならば、ユヴェントスを破ったCL決勝だ。マドリーにとっては7度目のCL制覇だったね」

「あの試合は僕、そしてマドリディスタにとって多くの意味があった。マドリーは32年ぶりに欧州カップを勝ち取ったんだからね。その後もリーガやCLに優勝したけど、コパ・デル・レイを獲れなったことだけは悔いが残っている」

1988年に母国ウニオン・サンジョアンでキャリアをスタートさせたR・カルロスは、パルメイラス、インテルを経て1996年にマドリーに加入。2006-07シーズンまで在籍した同クラブではCL3回、リーガエスパニョーラ4回の優勝を経験した。

マドリー退団後はフェネルバフチェ、コリンチャンスでプレーし、2011年にアンジに加入した。また、ブラジル代表としては125試合に出場し、2002年の日韓ワールドカップ優勝に貢献している。

『マルカ』は、“悪魔の左足”の異名をとったR・カルロスの引退について、「彼の決断は固く、そしてほかの選手との引退とはわけが違う。サッカー史上最高の左サイドバックの引退なのだ」と記している。