チャンピオンズリーグ(CL)第5節のグループF、アーセナル対ドルトムントが行われ、ドルトムントは日本代表MF香川が自身CL初得点を挙げたものの、アーセナルが2-1で勝利した。

決勝トーナメント進出へ勝利が欲しいドルトムントは、序盤から攻守に積極的な姿勢を見せる。香川も開始5分で、果敢にミドルシュートを狙っている。

だがアーセナルは徐々に落ち着きを示し始め、ボールを動かすようになる。21分にはラムジーがスルーパスを狙うが、ウォルコットへのボールはGKヴァイデンフェラーにクリアされた。

アウェーで戦うドルトムントを、アクシデントが襲う。25分、接触プレーで倒れていたベンダーがそのまま担架で運び出されて、最初の交代枠を使うことになる。さらに28分には脚に違和感を覚えたゲッツェも交代と、早くも2枚のカードを切ることを強いられた。前半終了間際にはウォルコットにダイレクトで危険なクロスを入れられる場面もあった。

ドルトムントはそれでも試合再開後も果敢に攻めた。46分にはピシュチェクがグロスクロイツとのワンツーから、鋭いクロスを送る。その2分後にはレヴァンドフスキのダイレクトパスで抜け出した香川が、エリア内の角度の厳しい位置からシュートを放った。

だが、アーセナルがきっちり先制に成功する。49分、左サイドに開いてボールを受けたソングが、ライン際をするすると上がる。1人をかわし、さらにエリア左で相手2人の間をすり抜けて、クロスを送る。ファーサイドに入ったファン・ペルシが、これを頭で叩き込んだ。

前がかりになるドルトムントに対して、アーセナルはうまく裏を突こうとする。60分にはラムジーが体勢を崩しながらもダイレクトで最終ラインの裏にパスを送る。反応していたジェルビーニョはエリア内に持ち込むが、出足のタイミング良いGKヴァイデンフェラーとDFの懸命の守備をかわしきれなかった。

ドルトムントは63分に最後のカードを切る。バリオスを投入し、ロングボールも増やして打開を試みるが、ゴールには至らない。

次のゴールが生まれたのは86分だった。アーセナルの左CKで、ニアに飛び込んだヴェルメーレンが頭で流すと、ファーサイドにはまたもファン・ペルシ。フリーの状態だったキャプテンが、自身とチームのこの試合2点目を決めた。

それでもドルトムントは諦めない。ロスタイムには、相手ペナルティエリア左でキープしたソングにバリオスが圧力をかける。ライン際で奪うとペリシッチが拾ってエリア内へパス。受けたレヴァンドフスキが落とすと、そこに走り込んできたのは香川だった。背番号23はゴール右隅へと蹴り込み、自身CL初得点を挙げる。

だが、ドルトムントの反撃もここまで。アーセナルがホームで勝ち点3を積み上げた。

グループFのもう1試合、マルセイユ対オリンピアコスは、オリンピアコスが1-0で勝利した。0-0で迎えた81分、ファトファツィディスが先制点を挙げている。これがそのまま決勝点となった。

今節の結果、アーセナルの首位通過が決定した。ドルトムントは最下位ながら、他試合の結果を気にしつつ、勝ち点3差の2位マルセイユとのホームでの直接対決に望みをかけることとなる。

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