19日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第3節のビクトリア・プルゼン戦(2-0)で素晴らしいパフォーマンスを見せ、チームのエースであるリオネル・メッシをしのぐ評価を受けているバルセロナのスペイン代表アンドレス・イニエスタは、試合翌日に行われた記者会見で、メッシとの比較が無意味であることを強調した。
「レオ(メッシの愛称)はレオで、僕は僕だ。ナンバーワンがメッシであることに疑問の余地はない。僕はチームのタイトル獲得のために最高のレベルをキープしたいだけで、他人と自分を比較するつもりはない。僕はナンバーワンと言われるためにサッカーをしているわけじゃない。サッカーは僕の情熱で、現時点で考えられる最高のクラブでプレーする幸運に恵まれた。ここでタイトルを取ることこそ僕の幸せなんだ。僕は誰かに何かをアピールするためじゃなく、自分自身と応援してくれるサポーターを幸せにするためにプレーしている」
イニエスタはまた、プルゼン戦で決めた自身の先制ゴールについて振り返った。
「あれは瞬時の判断が要求される場面だった。相手にシュートコースを消されていたし、スペースもほとんどなかった。だから、とっさにあのような方法でマークをかわそうと考えたんだ。相手が足を伸ばしてくるのは分かっていたから、ボールを上げてコントロールするしかなかった。ラシン戦(リーガ第8節、3-0)でも同じようなドリブルからシュートしたが、あの時はポストに嫌われてしまった。レオとのコンビネーションは美しかったし、結果にも満足している。おかげで先制点が生まれ、試合のリズムをつかむことができた」
さらに、イニエスタは同試合で多くのチャンスに恵まれながらも、2ゴールにとどまったことについてコメントし、毎回大量得点を挙げることの方が不自然であるとの見解を示した。
「バルセロナはここ数年間素晴らしいシーズンを送り、多くのタイトルを獲得した。人々は僕らが全試合に4-0で勝つと思っている。でも、サポーターも僕らも、いつもそんな甘い期待はするべきではない。試合に勝つのは簡単なことじゃないんだ。昨日はもっと得点できてもおかしくなかった。でも、大量得点できなかったからといって、試合内容が悪かったと考えるのは間違っている」
イニエスタは最後に、自身をトップチームへ昇格させてくれたルイス・ファン・ハール元監督にも感謝の気持ちを表した。
「18歳の時、ファン・ハール監督が僕をデビューさせてくれた。しかも、彼はクラブを離れるまで、トップチームに昇格したばかりの僕を重用してくれた。彼にはとても感謝しているし、これからもその気持ちは変わらないだろう。彼はそれまで僕に足りなかった自信を与えてくれた。彼はカンテラ(育成部門)の仕事を重視する監督だ。ファン・ハール監督がいたからこそ、トップチームで現在プレーしている選手たちは多い」
