会社への不満で多いのは、「会社のビジョンがわからない」という声。
私は常に、非営利団体で無い限り、会社の目的は「利益」だと思っている。
これはシンプルマインドのなせる業なんだと思うのだが、一般的ではないようだ。
とある企業の方が、会社のビジョンを教えてくれた。「仕事とは自己の幸せの為にやるもの」と言った内容。
これを全社で共有しているとのことだった。
ふと、疑問に思ったのが、会社の目的が「会社の儲け」では駄目なのだろうか。
私は管理部門なので、それでも大きな分りやすい目的でいいんじゃない?と思ってしまう性質なのですが
大体の会社のビジョンが「儲け!!!」と、していないということは、ダメなんだろうな。と思う。
どうしてか、自分なりに考えてみるとこんな感じになった。
会社の目的が儲けだという→
従業員への報酬が全てとなるので、報酬や処遇について明確な制度構築が不可欠となる。
でも、会社は得た報酬全てを従業員にかえす事はできない。
自己の幸せのために会社は儲けなければならないという→なぜ???
→これ以上の追求は宗教観・哲学的な回答となるため、会社の定義できるものは
このぐらいまでのものなのかな?
つまり、報酬以外のやりがい&メリット&幸せの追求でカバーできる。
(覚書なので読みにくいのはご勘弁ください)
しかし、報酬のみを与え続けると従業員のモチベーションはダウンする。
結局のところ、求めるものというのは、マズローである。
自己実現が重要となる。
しかし、ピラミッドの底辺の欲求を満たせてない場合、自己実現の欲求など意味がない。
つまり、報酬以外のもので、従業員を満足させるとするならば
ピラミッドの底辺から、じゅんぐりに見直し、与える環境をつくらないとならないのではないのか。
今、自分の会社が、ピラミッドのどの当たりにいるのか。
もし底辺の衛生要因の欲求を満たせていないのであれば、衛生環境をよくしないで
賃金の引き上げ、自己実現を提供しても、人員は育たない、満足しない、企業に振り返らない。
収入に不満がある企業が、自己実現、主体性を求めるのはズルいと思った。
つきつめて考えようと思うと、じゃ、従業員の不満ってなに?賃金のなにに不満がある??
なんてこともかんがえなきゃならないね。
目的がないからチームワークを必要とせず、目の前の仕事をこなすようになる。
覚書まで。