私は、国語が苦手です。
文章が苦手です。
要約するとたいしたページ数にもならないことを
長々と語って
結論から
さっさと言え!となるのです。
そんな私が、
本屋さんでこの本を手にし
宮沢賢治「やまなし」を読んだところ
「やまなし」読んだことありますか?
小6の教科書に載っていたと
夫も、中学1年の長男も知っていたが
私には、記憶もございません。
2匹の子カニの
5月と12月のエピソード
謎のクラムボン
突然のやまなし登場から何かがおこるかと思ったら
特に何も起こらず終了〜に
「で?」
「は?で?」
「だから、で?何?」
と、何もハラハラする展開も
何か得る格言的なものもない
この名作が何故名作なんだと!
それがわからない自分に腹が立って
国語力の高い
夫に
なんだ?この「やまなし」は?
何がいいのか?
なんだこの、何も起こらない終わり方は。
と、憮然とした表情で詰め寄ってみました。
すると夫は、一言
「やまなし」は、2枚の絵をみるような感覚だよと。
表現の仕方を味わう的な…。か。
たしかに、見直してみると
はじめに
「小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。」って書いてる!
そして締めに
「私の幻灯は、これでおしまいであります。」って言ってるじゃん!!
本を読んでも
しばらくすると
頭の中から本の内容もすっかり消え
しまいには読んだことも忘れ
そんな私の人生。
この本を読んで
人の本の読み方に触れ
残りの人生をかけて
本に向き合ってみようと心に火がついた。
今朝
いつものようにお弁当をつくり
ちょうど夜明けの山ぎわをみて
ちょうど読んだ本の中にあった
枕草子
春は曙
ようよう白くなりゆく山ぎわ
少し明かりて
紫だちたる雲の細くたなびきたる
情景と重なり
本の中で
春の「山ぎわ」と、秋の「山のは」の違いについて
本を読んだことのない、
「みくのしん」さんの
素晴らしい気づきに重ねてみると
なんとまあ
せわしなく過ごす朝の時間から
ゆっくりと
明けて白くなっていく空に
文学の面白さに
少し触れたような感覚
それならばと
手にとった
この
何度も読んでは
途中で挫折し
何故こんなにも
愛読されるのか
全く理解できないでいる
星の王子さま
速読ではなく
ゆっくりとじっくり
時間をかけて
読んでみようと思った
あっという間の10月下旬
ゆっくりじっくりする少しの時間でもあれば
こんなにも慌ただしく過ぎ去る月日が
心落ちついて
過ぎるようになるのか
実験

