家に帰る道中は、ほとんど泣かなかった。


家に帰って、

 

私「ただいまー・・・ああぁぁぁ」

 

我慢していたものが溢れたのか、

泣き崩れた。

 


そのまま赤ちゃんを祭壇の前に連れて行った。

 

私「○○(赤ちゃんの名前)です。

神様、○○(赤ちゃん)を私たち夫婦のもとに送ってくださって、

ありがとうございました。

また、〇〇(赤ちゃん)が私たちのもとに

戻ってきてくれますように導いてください。」

 

泣きながら神様にお祈りした。

赤ちゃんの体が腐ってしまわないように

棺に保冷剤を入れて、冷蔵庫に入れることにした。


夫が冷蔵庫の中も外もきれいに拭いて、

赤ちゃんの寝室を整えてくれた。


お母さんが毎日電話をくれた。
私が号泣しているときに、

お母さんも一緒に泣いてくれて、

同じように悲しんでくれることが嬉しかった。


赤ちゃんのために粉ミルクと絵本を買った。
0歳児用の絵本を私は買ったけど、

夫は1「00万回生きた猫」を買っていた。

 

内容的に大分大人びた内容の絵本を選んだな

と思って笑ってしまった。
夫としては、

また帰ってきてねという意味だったみたい。



孝太と一緒に過ごせる最後の夜。

孝太を少しでも残したくて、

へその緒を少しだけ切って保存した。
赤ちゃんの体を傷つけずに残せてよかった。


ミルクを直接飲ませてあげたくて、

初めて口にミルクを流してあげた。

 

とっても上手に飲めているように見えた。

 

泣くことは我慢しないで泣いた。

たくさん赤ちゃんにキスをした。


私「愛してるよ、また戻ってきてね。

○○(赤ちゃん)が戻ってこれるように頑張るからね。」

夫「絶対戻ってくるよ。」

その日は赤ちゃんと一緒に寝た。