わたしの方の
慰謝料は
全額支払う前提で
細かな項目を詰めれば
落ち着きそうだったけど、
元夫と
Hの方の進捗は
よくわからなかった。
双方とも、それについて
話してこなかった。
(男性ってそういうものなのか)
ただ
Hは
自分から状況は話さないけど
「(元夫の)何か動きあった?」
と聞いてきて、
「昨日の夜弁護士に会いに行ってた
みたいだけど・・・」
と伝えたりして
わたしは
まるでちょっとスパイ活動のようなことをしていた。
一方
元夫からは、
「向こうと●●回も
会ってたんだね。
向こうがそう言ってたって聞いたんだよ!」
と急に不機嫌な時に
感情をぶつけられたりはした。
「え そんなにないよ。」
なんか不思議だった。
わたしとHの関係事が、
H
↓
Hの弁護士
↓
元夫の弁護士
↓
元夫
↓
わたし
というルートで伝わってくる。
この伝言ゲームによって
多少枝葉のところで事実が違ったりしていた。
気になる点は多々あったけど
ここでわたしが口を挟んだら感情を逆なで
してしまうかもしれないしなるべく黙っていた。
そうしているうちに
元夫が
「もうさあ、早く合意してって
向こうに言っておいてよ。
こっちは早く手放したいんだからさー!」
とイライラをぶつける
ようになってきた。
どうやら、Hサイドはなかなか粘っていたそうで、
提示した内容になかなか合意せず
減額交渉を進めていたようだった。
弁護士さんの力量もあるだろうけど
2人の性格がはっきり出ていた。
せっかちな元夫と
よくも悪くも忍耐強く粘るH。
結局、
Hは大幅な減額交渉に成功して
最初の提示金額よりも半額以下に収まった。
わたしが払う慰謝料よりも
少ない金額になっていた。
つづく
