首里そばを食べた後は、ひめゆりの塔へ行くことに。
資料館入り口には、第3外科壕が残されています。
女学校の生徒、教師で編成されたひめゆり学徒隊。
戦況の悪化で、多くの学徒隊が命を失ったという事実。
ビデオでは、実際に当時ひめゆり学徒隊におられ、生存されている方の話が伺えます。
淡々と悲惨な内容を話す様子に、私は、よりリアリティを感じました。
また、資料館の中で、実際に生存されている、当時の生徒の方のお話を
伺うこともできました。
何も知らされず、看護要員として配属させられ、戦況が不利になると、
突然解散を言い渡されたそうです。ここからは、自分の判断で行動しなさいと。
周りは、米軍に包囲されている状況で、です。
まだ、10代の女生徒達に、いったいどうしろと言うのでしょうか。
かわいそうなんて言葉では、言い表せないです。
悲惨としか言いようがありません。
戦争は、いつだって何の罪もない国民が一番の犠牲者です。
私は、戦争のない時代に生まれて(日本では)、本当に幸せだと思います。
毎日、いいことばかりではないけれど、戦争のある時代に生き、10代で亡くなられた
方を思えば、今を大切に生きないといけないなって、やっぱりこうやって旅の中で
歴史に触れた時、思います。
その後は、平和記念公園へ行くことに。
その途中で、ドラゴンフルーツ園を見つけました。
今回の旅では、是非食べたかったもののひとつです
農園の人のいいおじさんが、無料で分けてくれました。
中身は、赤と白があり、赤はいちじくの甘くない感じ、白は、大根とキウイを足した
感じ??(難しいです。例えるの)
こんな風になってます。サボテンの果実。納得です。
農園を後にし、戦没者慰霊公園である平和記念公園に。
12年前に建立された、平和の礎です。
国籍を問わず、沖縄戦で亡くなられた全ての戦没者の名前が刻まれているそうです。
ものすごい数に、驚くばかりです。
目の前が綺麗な海の広がる景色であることが、なんだか救いでした。