幸アニマルサポートクラファン訴訟』連絡会より

原告団代表 片山 亜衣子
 

9/26(火) 弁護士ドットコムニュース
「埋立地の猫助ける」クラファン実施の愛護団体代表を寄付者が提訴 当初の予定変更で「債務不履行」主張
9/26(火)共同通信
猫保護団体へ提供資金、返還請求 活動実態確認できずと支援者ら

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こんにちは、ジョイ吉(片山)です。

 

一昨日、提訴してから初めての弁論準備手続がありました。ご報告致します。

これまでの投稿に『第一回公判』と書いておりますが、これは民事裁判です。

弁論準備手続はそもそも非公開なので、“論点整理”みたいなものと言うと分かりやすいでしょうか?

このサイトの説明が分かりやすかったです。

 

 

幸アニマルサポート(濵田有紀氏、浜田幸氏)側の主張は、この第一回目の弁論準備手続の1週間くらい前には提出されるだろうとのことでしたが、

どういうわけか期日(=弁論準備手続のこと)直前のギリギリにFAXで届いたそうです。

 

末尾に幸アニマルサポートが提出した準備書面をすべて載せてありますが、念のため申し上げますと、これは、あくまで「幸アニマルサポートがそう言ってる。」というだけの内容です。

これが正しいとか間違っているとかということではありません。

 

ですが、一原告として一言言わせていただきました。

 

島に取り残される猫たちの救出。保護シェルターの購入を決断しました。

幸 アニマルサポート 代表・浜田 幸

島に取り残される猫たちの救出。保護シェルターの購入を決断しました。

支援総額 23,817,192円

目標金額  5,000,000円

支援者 1,641人 募集終了日2022年3月24日

 

 

 

①まず、1ページ目のここです。

 

 

えっ!?

『「JFE」周辺地域の猫』の保護を目的とした??

 

違うでしょ。支援者を、誤魔化すのはやめて下さい!

 

いつから臨海工業地帯とか、周辺地域とか、勝手に範囲を広げちゃったの!?

周辺地域の、通常の保護活動のためにシェルターを購入するので寄付をお願いしますではありませんでした。

 

クラウドファンディングは、『島(扇島)に取り残される猫たちの救出。その猫の収容シェルター購入』が目的ですよ。周辺地域などと言う言葉は、一度も聞いたことはありません。

 

「2023年9月には、高炉が止まり大幅に人が減る。その後は、100年に一度と言われる川崎市による大開発工事が始まる。地域猫ができる場所ではない。猫達を工事の犠牲から守るには救出して保護するしかない。災害時並みのレスキューだ。だからあとからゆっくり物件探していたのでは間に合わない。クラファンの途中で、救出依頼は、100頭を越えた。それを救うのに場所がないと見ました。手を止めることなくこれから島の猫の救出を続行しなければならないが、保護する場所がないと。川崎は高くて探しても1000万円程での物件は見つからない。そこで、結さん(犬猫救済の輪結昭子さん、本名深澤昭子さん)が、自分はもう長くできる年齢ではないのでと言って、犬猫救済の輪シェルターを低価格で幸さんにという話をしてくれた。そうしないと間に会わなかったから。」

「高炉が止まる9月までに、JFE(扇島)島の猫を救出するので、保護できる物件を購入するので寄付して下さい。」JFE(扇島)島の猫が大変なんです!助けて下さい!と訴えたのではないですか。だから、自分たちも保護活動をしている人たちまでもが寄付をしたのでは。勿論、何処の猫でも助けるのはよいですが、このクラファンは、島の猫(扇島の猫)に限定した内容でした。

それを、臨海工業地帯とか今度は周辺地域の猫などと勝手に範囲を広げて、誤魔化すようなことをしないでほしいです。寄付を集めた事情に無関係の敷地外の猫たちの活動まで含めてやっていると言っています。

また、クラファン終了後から説明がほとんどなされていないことも大きな問題です。事情で、変更しようと思ったなら、物件は確定しているようなことをHPに書かず、事情を説明する責任があるはずですよね。それさえないから、支援者として説明を求めても誠意ある回答が得られませんでした。

 

 

 

 

②次は、2ページ目のここです。

 

 
 
評価額は、路線価等調べる方法はいくらでもあるのではないですか。
路線価を0.8か0.7で割れば、大体の公示地価も分かりますよ。もし、その価値がないと思うのでしたら調べたら良かったのではないですか。
 
それに、評価額が1000万円でも2000万円でも、結さんは、幸さんが一切自分のお金を出さないで良いように考えてくれたのではないですか。
評価額は、2000万円位だと思う。でも、2000万円は大金だから1000万円で売買として、それも、結さんが全面協力で活動からブログでの毎日の報告までして全国の皆様に寄付を呼び掛けてくれて大きな力をもらって達成したのではないですか。2000万円の内の残り1000万円は、結さんが、急なことで今まだシェルターに猫達がいるのでその猫達を見送っていくのに4年くらいかけて幸さんに分割で贈与するという話。
幸さんは、結局、自分の懐は痛まないわけですよね。
2000万円の根拠はとか、そう思うなら調べたら良いだけのことです。
 
 
 
③次は、⬆のすぐ下のここです。
 
 
「神奈川県や川崎市とも連携していない」ということについては、合理的根拠も何も、これも、神奈川県や川崎市に確認したら良いことです。
 
 
 
で、「JFEにおける総保護数は現時点で244匹」という点ですが、そのうち131匹は、『犬猫救済の輪』の結さんが、クラファン終了時までに保護した猫でしょうかね?
違っても違わなくても、244匹のこれこそ合理的根拠を示して下さい。猫を保護するなら、保護依頼の電話やメール記録、どこでどんな状況だった等の、写真や保護の経緯記録があるはずです。いつどこでだれが保護し、何処の病院でどんな医療を受け、いつどこへ譲渡したなど、愛護団体なら保護記録が当然あるでしょう。
念のため、付近の猫の地域猫活動をしたか聞いているのではなく、島(扇島)に取り残されている猫を何匹保護しその猫をどうしたかです。それも、クラファン終了後から、JFE高炉が止まった9月中旬までに、何頭保護したのかです。言われるから今やっている話を聞いているのではないですよ。
 
244匹?
何の根拠も示さずに、言うだけで事実となるものではないです。
ジョイ吉がこの場で、「去年1年間で500匹保護しました!」と言っても事実となるわけではないのと同じです。
 
 
 
④次はここ。
 
 
裁判になって、ようやく初めて、少し具体的にシェルターの規模のことを話しましたね。次の期日には、面積や間取りも教えて下さいね。ブログ画像などで見るしかない支援者としては、若干手狭、収容規模に大差がないとはとても思えないのです。100匹のJFE猫は、何処にどのように暮らしているのですか。
 
 
 
⑤次はまた微妙に誤魔化しが含まれてるこちらです。
 

島に取り残される猫たちの救出。保護シェルターの購入を決断しました。

幸 アニマルサポート 代表・浜田 幸

クラファンの内容は、『JFEの島に取り残される猫』の保護をするために、限定したこの物件を購入します。だったのです。
 
さり気なく誤魔化すの止めて下さい。
 
レディーフォーのクラウドファンディングに参加するには、特定された購入物件の図面の提示条件がありました。この特定した物件の提示が無ければ、クラファンはなかったのです。この物件を購入するという内容のクラファンであることに間違いありません。
 
クラファンの内容通り実行されていれば良いわけですが、クラファン終了時に一旦保護を中断するとか、別の物件に変更するとかなら、一旦白紙に戻して返金し、新たに始めるとか、詳しい説明をして支援者の皆様の了承を得なければならなかったはずです。だから、支援者として問合せしましたが、のらりくらりお見守りください的なものでしたね。
 
 
 
⑥最後は3ページ目のここです。
 
 
 
幸アニマルサポートに対して負担付贈与をした支援者たちが、
「どうも幸アニマルサポートは、義務(=負担)を果たしてないようだ。」
と疑ってるところ、
幸アニマルサポートは「JFEの244匹の猫を救出してる」と主張しているのだから、実際に「有ること」を証明するのは幸アニマルサポート側でしょう。244匹の、扇島からの保護依頼からはじまり、シェルターに入るまでの経過報告をしっかり出して、JFE扇島の猫を確かに救出したことを証明して下さい。
 
 
 
以上のような準備書面でした。
あと、補足ですが、2ページ目の(6)のトラブルについてですが、これを主張するならちゃんと証拠を出して下さいね。
証拠が無くてもいいなら、誰でも何とでも言えます。
でも、もう裁判になってるんですよ。
主張したいことがあるなら、それこそ合理的根拠(証拠)を示して下さいね。
 
じゃないと、私たち原告は、幸さんの言うことは何一つ信じられません。
 
 
 
 
 
結さんのコメントもほしいですが、今、能登半島地震の被災猫の保護などで難しいでしょうから、また折を見てお願いしてみます。