そして現代の和食
さて現代の和食では 昔と何が違うのでしょうか?
お膳の上では何も変わって見えません
一汁三菜が載っています
でも スーパーで買ってきたお漬物
お味噌汁にはダシの素
インスタントみそ汁かも
魚も野菜の煮物も スーパーで売っているし
コンビニでも買えます
見た感じは 本当に 和食です
ご飯は炊飯器がたいてくれるし
これなら簡単と思います
ではなぜ昔よりも病気が増え
アレルギーとか アトピーとか 増えているのでしょうか?
昔と流通が変わり
日本中 どこでも同じものが
手に入るようになりました
きれいな野菜が 陳列されています
カットされた野菜が ビニール袋に 色も変わらないまま入っています
ウインナーやハンバーグなどの加工食品や
出来合いのものも簡単に手に入り
日持ちもします
冷凍食品の種類も豊富です
おにぎりも硬くならず
パンもふわふわです
それはすべて 食品添加物のおかげです
おかげなのか仕業なのか?
お家で炊いたお米でおにぎりを作ると
昼をすぎると固くなってきます
夏は腐ることもあります だから梅干しは必要なんです
パンを焼かれる方はわかりますが
焼き立てはふわふわですが 翌日までに固くなります
ふわふわパンは 焼き立てだけです
ケーキもね
添加物の話は次回にします
さて もちろん昔は今ほど長寿ではありませんでした
ずっと寿命が短かったのです
医学が発達し 寿命も長くなりました
現代の日本は長寿国と呼ばれ
平均年齢は 平均寿命は男性が80.79年 女性が87.05年となり
男女ともに過去最高を更新したそうです(平成27年)
しかし 寝たきり平均寿命も10年と言われています
長寿になれば、病気の方の数も増えます
日本は世界でも稀に見るほどの高齢者社会となっています
しかも少子化です
日本の未来はどうなるのか?とさんざん言われています
若い人が、支えられるのでしょうか?
年を取っても 元気で 経済的にも豊かで 自分で生活でき 人のお世話にならず
ピンピンコロリを目指したい というのが私たちみんなの願いです
そのための食と健康ですよね
