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経営者のためのマネジメントパッド

毎日の経営をより良くする


「人件費を抑えたい。」


あるグループ企業の社長の言葉です。


多くの業界で市場が飽和し、

売上が右肩上がりではなくなって

きています。


でも人件費は毎年上がっていく傾向が

あります。(特に大企業)


会社の利益を圧迫していきます。


業績に関係なく、人件費が上がっていく

仕組みになっているためです。


このままいくと、ゆくゆくは赤字転落です。


なので、仕組みを変えていく必要が

あります。


人件費の総額を会社の業績と連動させる

仕組みです。


会社の業績を何にするかは議論の分かれる

ところです。


売上にするのか


売上総利益にするのか


営業利益にするのか


それぞれ一長一短があります。


仮に売上を会社の業績とした場合、


売上が上がった際には、人件費の総額を

上げていくわけですが、その売上が

例年以上の投資によってなされたもの

だったケースでは、かなり営業利益を

減らすことになります。


一方、営業利益を会社の業績とした場合


仮に赤字になった際には、人件費を出せない

ということにもなりかねません。


なので、

その会社の状況や将来どういう会社に

していきたいかで決めると良いと

思います。


仕組みについてはそのような考え方で

進めていけばいいと思います。


私が気になるのは、それだけではいい会社

にならないことです。


なぜならば、この会社さんの場合は、

発想が縮小均衡になっているからです。

内向き思考というか。


これでは

社内で人件費総額の社員同士の食い合いの

様相を呈し、いい風土になりません。


なので、仕組みづくりと併行して、

社内の発想を外向きにしていく

必要があります。


言わば、江戸時代の大名の上杉鷹山が

やったような方策をとるとよい

と思います。


小さな産業を沢山興し、藩内を潤しました。


数々の名産品が生まれています。


それに伴い藩の膨大な借金を

完済しています。


現代も同じだと思います。


人件費を抑えたいという冒頭のセリフが

ありましたが、抑えることが可能な仕組み

にしつつ、発想を外向きに仕向けて

いきましょう。


ある会社では

社員の得意分野を見定め、小さな事業を

沢山立ち上げて成功しています。


そこまでやらないにせよ、

まずは本業での工夫は無限にやれます。


そこに目を向けましょう。


そして

今まで以上にお客さんのお役に立つことに

意識を向けて、益々繁盛していきましょう。