「やり方がずるいので
拒否します。」
「(経営陣は)席をはずして
ほしい。」
ある会社の研修で
オリエンテーションを終えて、
受講者に一言ずつ、研修で
得たいことを発表していただく
ところで、社員の方々が
言ってきたセリフです。
やり方がずるいというのは、
経営陣が第3者を介して、社員の
考え方を変えよう、社員の本音を
聞こうとしていることに腹を
立てていました。
経営陣に対して相当不信感がある
様子でした。
研修をやる前にアンケートを
とったり、ヒアリングをしていた
ので、不信感があることはわかって
いましたが、ここまでひどいとは
思いませんでした。
その研修ではひとまず
会社内において自分がやるべき
ことをそれぞれが明確にし、
研修の最後の決意表明で
みなやる気になって
いただきましたが・・・・・
不信感が完全に拭い去れたわけ
ではありません。
これでは
経営陣から繰り出される打ち手に
対し、ことごとく反発が出て
会社は前に進みません。
なぜ不信感があるのか
それは経営陣が社員を
信頼していないためだと思います。
このままですと経営陣と社員の関係は
平行線をたどることに
なってしまいます。
信頼回復
まずは
こちら(経営陣)から先に信頼する
ことが必要と思います。
この会社さんのように社員に
強烈な不信感がある場合は
具体的には、
経営トップから、
自分が間違っていたということを
社員の前で宣言するのです。
ポイントは
自らにも非があったことを心から
思えていることです。
心にもないことを言っても効果は
ないからです。
しかし、心から謝れたとき
これは効果テキメンです。
社員が
聞く耳を持つようになります。
協力者が現れてきます。
良い方向に変わり始めます。
経営者が社員と
心が通い合うことを実感できます。
そういう場面をいくつも
見てきました。
信頼回復のため、まず謝る
トップがあやまる勇気を示そう。
そこから会社は変わっていきます。