ある上場企業の社長さんが
「役員の立ち居振る舞いがよくない。
なんとかならんかなあ。」
とおっしゃっていました。
確かに、以前、社員が
「今の役員を見てこうなりたいとは
思えない。」
という声を直接聞いたことがありました。
役員さんは帯に短し、襷に長しという
ケースを時々みかけます。
多くの場合、社員の見本になっていない
ことがあります。
見ていて感じることは、
役員としてのあるべき姿を知らない
ということです。
そうするとどういうことが起こるかと
いうと
新入社員研修で、
新入社員に受けるために
下ネタを使ったりしていたそうです。
それを改め、あるべき姿を学ぶために、
歴史上の人物から学ぶことを
やったりします。
例えば、二宮尊徳さんや渋沢栄一さん
など。
挙げられる理由としては
・いくつも事業を成功させていること
・“経済と道徳は一致する”と説いて
いること
で学ぶ対象として
取り上げられたりします。
そういった人物について学ぶことは、
役員としてのあるべき姿を考える上で
とても有効だと思います。
でも、
それをやる上でひとつ注意しないと
いけないことがあると思います。
それは何かというと、
そういったことを学ぶと
“堅苦しくなる”
可能性があることです。
活用の仕方によっては
思考の柔軟性を損なう場合が
あります。
それはなぜかというと、
学んだモノサシで人を裁くようになる
ことが多いためです。
いろいろな有益な教えを学んで、
その教えが出来ているかどうか
他者を見てしまうのです。
なので、
学んだ教えを、
他者に向けるのではなく
自己点検として活用すること
が大事だと思います。
また、教えをただ鵜呑みにする
のではなく
自分なりに咀嚼することも
大事なポイントになると思います。
自分オリジナルの
行動のチェックリストとして毎日活用
するということです。
それであれば、
役員の立ち居振る舞いや考え方は
変わってきます。
社員の見本になっていきます。
社員が
うちの幹部は粒ぞろいだと
感じていきます。
そして、役員になろうと目指す
ようになります。
見本にならない役員には
・あるべき姿を学んでもらって
・自分なりのモノサシを導き出し
・毎日、(他者ではなく)自己点検する
これで
役員の行動が見ちがえて良くなること
受けあいだと思います。
Let’s try!