子供の頃から、【理屈っぽい】と、

保育園でも、小学校でも言われたものです。

 

「どうして、そうなるの?」

 

私の疑問に、正確な答えはもらえずに

 

「そういうもの、なんだよ。」

 

親以外の大人の返答は、腑に落ちないものばかり。

 

 

 

 

 

あるとき、国語のテストで

 

「絶対100点とれたな・・・よっし!」

 

そう思っていたのに、戻ってきた解答用紙には

意外な問題に大きく「✖」が付いていました。

 

 

 

■もんだい

【はんたいのことばを、ただしくかきなさい】

 

 「おす」 ⇔ 「_____ 」

 

 

 

私はね、「めす」って書いたんですよ。

正しいですよね?

 

 

でね、先生に抗議したんですよ。

何が間違いか、分からないから。

 

 

「あのね、mikiさん。

 この問題の、正解は【ひく】です。」

 「これは国語のテストで、理科じゃないの。

  めす、は ✖です。」

 

 

え・・・?! なんで?

そうとも言えるけど、私の答えは ✖になるほどの間違い!?

 

 

「でも、日本語なら、

 【めす】は 「おす」の反対の意味だし・・・

 だって問題そのものが

 漢字で書いてないのに・・・」

 

 

納得いかず 食い下がる私に、

先生はイラっとして語調を強めて向き合わず。

 

「【おす】の反対語は【ひく】!

 そう、おぼえましょうね。もうこの話は終わり。」

 

 

理不尽さが募りました。

複数の答えが予想できるようなものを、問いにするテストがまずいよって。

小学生の時の、納得いかない出来事として、今も忘れません。

 

 

 

 

 

 

 

そんなこともあり、全体の説明を受けないと

部分に取り掛かれない、物事の理解の癖は

社会に出ても、先輩や上司との間でときどき摩擦となりました。

 

 

 

「これ、やっておいて」

 

言うほうは、それで済むかもしれないけれど

請け負わされる方は、もうちょっと説明が欲しい。

 

「これ、どういう使われ方するのですか」

 

 

【クレバーな】先輩や上司なら、

 

「ああ、これはね!?・・・・・・」

 

きちんと解るように、納得ができる形で

説明をしてくれるのです。

 

そうすれば、こちらも

全体の一部であっても、大事な業務だから

しっかりやろうってモチベーションが高まるんですよ。

 

 

 

頭が良くても、程度の知れた先輩や上司だと

 

「そんなことは、考えなくてもいい。

 期日までにとにかく間違いなく終わらせておいて」

 

 

こちらが ちょっと気を利かせてアレンジすれば

 

「余計な事、しなくていい。

 そんな時間があるなら、ミスがないかチェックして」

 

・・・合わん。そういう上司、全く合わんのです。

 

 

 

 

説明を受けずに、思考停止で働けるような

従順さが そもそもないので、

 

 

 

というか「自分が何に携わっているのか?」が

よく分からずに、仕事ができない性質なので。

 

 

いい歳して、パートで働く身になって

「この思考や理解の癖が、

 こんなにも災いするとは思わなかった」

 

そう痛感しています。

 

 

 

反抗している訳じゃないんです。

 

役に立ちたいから、

きちんと仕事をするために

担当を任された部分の持つ意味を理解して精度を高めたい。

 

だから全体像の説明が欲しいのです。

 

 

 

それを「理屈っぽい」「めんどくさい」と

嫌がられて、煙たがられる。

 

▼(注)画像はあくまでも イメージです(笑)

 

なんとも、悲しくなります。

 

 

コミュニケーションって、相手との相性で結構変わる。

 

そして上司は、同僚は、自分では選べない。

 

 

この世はやっぱり、難しい。

学びの世界は、楽しいばかりではないもの。

 

 

 

 

 

 

ここからは、雑記。

 

 

地元が日本一多民族が住まう街となった理由は

現市長の政策のようです。

 

移民申請が受理されていなくても

住まう場所がないのは気の毒、ということで

大きな公営団地がある地域に、外国人が集中して居住しているそう。

 

これについては、議論もあるようです。

そこは、ここでは触れないでおきます。

 

朝、通勤の時に、集団登校する小学生の半数が

多国籍な顔立ちだったりしているし、

すれ違う人の会話が「よその国の言葉」であったりします。

 

そのくらいに、住人として溶け込んでいるんですよね。

 

私は直接接点が、今のところないのですが

父の入居先などのヘルパーさんには

アジア系の方が数名いるし、

職場の看護助士にも、ベトナム系の方がいます。

 

土木系の現場でも、植木屋にも

クルド男性が多く見られます。

 

 

私のマンションにも、中華系の住人は結構多いし

中華系の人々は収入的にも恵まれた人が目立ちます。

 

彼らに願うのは 私の場合 たった一つです。

 

「日本のマナーやルールに適応し、守ってください」

 

 

自転車で危険運転したり。

適当に、道にごみを放置したり。

集団で夜中遅くまで群れていたり。

 

 

たった一部の心無い人の行動が、

日本人市民にとっての

全員に対して【不信感】となってしまうのです。

 

 

 郷に入れば、郷に従え。

 

 

それだけで、多くの問題は回避できてしまうものです。