私が見たアメリカ人の子育て3・奇声
これは親に関わらず、アメリカ人の大人全般に言えることだと思うのですが、アメリカ人は子供を、色々な形で子供扱いしないですね。そりゃ小さい子供や、まして赤ちゃんなんかはもう可愛いので、そういう子達を前にすると、特に女性なんかはメロメロになって、メロメロな口調や声色で、子供達に向き合ったりするんですけど、そうであっても、人として対等と考えているので、一人の人間として尊重し、アメリカ人の大人は子供に接しています。もちろん、相手はまだまだ人生経験が浅く、大人に比べたら、知らないことや理解のできないことは山ほどあるので、あくまで、それは考慮に入れた上で、子供に向き合うわけですが。でも、日本人がよくやりがちな、「しょうがないじゃない、子供なんだから」とか「子供だから、いいのよ」と、本当だったらきちんと注意したり、諭し教えなければならないことを、教えず、マナーに反したことをさせっぱなし、ということは、一般的にアメリカの大人はしないですね。そしてそういうことを、そもそもアメリカの社会とか公共の場が、容認しません。で、小さくても、彼らに分かるような言葉、言い方で伝えれば、ちゃんとできるんですよ。それがたとえ、個人差があったとしても。例を挙げればほんと、たくさんあるのですが、たとえば、声。ぎゃーぎゃー、好き勝手に奇声を発することを、概してアメリカの大人は、子供に容認しません。理由は、その大人や家庭によって様々ですが、まず、家の中で叫び声を子供が上げると、屋内は、奇声を発するのに適切な場ではない、ということから、"Inside voice, please."と、子供達に呼びかけます。※このように呼びかける時も、大人はちゃんと語尾に please とくっつけるのです。上から目線の命令口調でないところに、 相手の子供に、人として尊重と敬意を示してることが伺えますよね。で、その他、公共の場ではもちろん、マナーを守る必要性から、大きな声を出さない、ということも徹底して教えます。でも、私の息子が小さい頃、友達のお家のお庭で遊んでいた時、みんなきゃーきゃー楽しく遊んでいたんですが、金切り声というか、奇声というか、ちょっと飛びぬけた声を出した子がいまして、そうしましたら、親御さんが駆け寄って、その声はダメだ、と、言うんですね。理由としては、そのような声をもしも屋外で出したら、不審者が来て誘拐されそうになっている、と周りの大人に勘違いをさせるから、そういう声は、緊急の助けを求める声なので、そのような緊急時でもない限り、そういう声は無しだ、と。なんだか、誘拐事件の多いアメリカならではな理由ですが、とにかく、アメリカの大人達は、意味無く子供がぎゃーぎゃー言うのを、許容しないですね。続きます。