以前ので、記事でフィジーの「ケレケレ」という文化を

紹介しましたが、知人から面白い本を教えてもらったので

その内容を少し紹介しますね

 

その本は、永崎裕麻さんの

「世界でいちばん幸せな国フィジーの

世界でいちばん非常識な幸福論」

永崎さんは、世界100か国を巡られたそうですが

日本より住んでみたいと思った唯一の国がフィジーで移住

ちなみに、フィジーは「世界幸福度ランキング」で

2014年、2016年、2017年に1位

 

永崎さんが住んで感じた「四つの幸せの習慣」の一つ目が「共有」

以前の記事の「ケレケレ」の文化ですね

「持つ者が持たざる者に与える」のが常識であり

見返りを求める感覚がないそうです

 

例えば、誰かがお店で買い物してお金が足りないと

そこに居合わせた誰かが払う

飲食店で誰かが頼んだビールをほかの人も勝手に飲む

里親制度が浸透していて、貧しくて子育てが難しい家庭の子供が

貧困レベルが若干マシな家庭に預けられる など

 

フィジー人には「困難な状況になっても、誰かが助けてくれる」

という確信があるので、つねに楽観的でいられる

 

二つ目の習慣が「テキトー」

例えば、

手続きの身元保証人をたまたまそこにいた他人に頼んだり

パトカーを私用で使う警察官がいて出動できなかったり

カフェで店員同士がおしゃべりに夢中で

呼んでも気づいてくれなかったり

刑務所の受刑者が外に出てボランティア活動や仕事をしたり

日本では大問題・クレームになりますが

フィジー人は、「自分にゆるく、他人にもゆるい」ので問題にならないそう

 

責任感を持ってキッチリやる日本人は素晴らしいと思いますが

それが行き過ぎると働き手が凄いストレスを抱えますし

クレーマーを増やすことにもなります

適度な「テキトーさ」、許し合う感覚は、

参考にしてもいいかもしれませんね

 

残り二つの習慣は、次回、ご紹介します