私たちの「体」は意識せずとも

絶妙のバランスで運営されていますよね

その「営み」を見ていると

私たちがどう生きていったらいいかを

教えてくれているように思うんです

 

まず、体の各部位には、それぞれの「機能・役割」があります

各部位に「優劣」はなく、どれも欠かすことのできない存在

私たちに例えれば、

人にはそれぞれ「個性・才能」があり

好きなこと・得意なことも違う

それに優劣はなく、どの人も欠かせない存在

 

しかし、今の世の中は、

社会が決めた理想的な形があり、それになることを求められ

機能・役割にも序列があります

体に例えると、「脳が素晴らしい」とされ

心臓も手も「脳」になるように求められる

脳が1番で、心臓が2番で、手が3番と序列がつく

これでは、体は上手く機能しませんよね

 

また、それぞれの部位は、自分のためには動いていません

心臓は心臓のために動いているのではなく

他の部位が機能するように、自分の役割を果たしている

他の部位が機能した結果、心臓自体も助けられている

私たちも、「自分さえ良ければ」では上手くいかない

自分の機能・役割を活かして周りに貢献することで

結果として自分自身も助けられると思うんです

 

さらに、「血液」がよどみなく循環することで

栄養や酸素が全身に送られ、体は健全に機能します

どこかに滞留してしまうと、その先に栄養等が届かず

いわゆる病気になってしまいます

私たちの社会に例えれば

「血液」は、「お金」や「生活物資」と考えることができますが

誰かが抱え込んでしまうことで困る人が出てきます

逆に、全体が循環すれば、皆んながより栄えることになる

 

「体」が教えてくれるように

一人一人が自分らしく輝き

「循環」を大切にしながら助け合って生きる

そんな社会を創っていきたいですね