以前、「自己肯定感」をテーマに記事を書きましたが

世の中には

能力が高く、社会的に成功している人もいれば

他人など気にせず独自の世界を創っている人もいる

こんな人に苦しみはないのでしょうか

 

私が、今、とても興味を持っているのが

由佐美加子(ゆさ・みかこ)さんが提唱されている

「メンタルモデル」という考え方

 

由佐さんは

1,000人以上に心理的セッションをしてこられ

人には無自覚で持っている「心の痛み」があり

それが4つに分類できることに気づかれました

①   私は、愛されない (愛なしモデル)

②   私には、価値がない (価値なしモデル)

③   私は、ひとりぼっちだ (ひとりぼっちモデル)

④   私には、何かが欠けている (欠陥欠損モデル)

 

人は、この4つをすべて持っていますが、メインが一つ

これらの痛みは、子供の頃の体験等から生まれていて

人は、その痛みを避ける行動を無自覚にとっている、とのこと

例えば、「愛されない」という痛みを感じたくないから

献身的に相手につくし愛を得ようとする、

「価値がない」という痛みを感じたくないから

会社の中で頑張って成果を出し続ける とか

 

この「メンタルモデル」の視点でひも解いていくと

自分や人が「なぜ、そんな行動をとっているのか」

「なぜ、望まない現実が起こるのか」が理解できます

理解できると、受け入れる、変えることが容易になります

 

ご興味のある方は

由佐さんの本をお読みいただきたいのですが

このブログでも、3回に分けて、簡単にご紹介しますね

 

※由佐美加子さんのご著書

「無意識がわかれば人生が変わる」(前野隆司さんとの共著)  ワニ・プラス

「ザ・メンタルモデル」(天外司朗さんとの共著) 内外出版社