今回は、いつもと雰囲気が違うテーマ「髪のケアと健康」

 

実は先日、美容師の森田要(かなめ)先生のお話をお聞きし

「女性の皆さんにお伝えする必要がある」と強く感じて

取り上げさせてもらいました

 

森田先生は、1980年代から東京の南青山で美容室を経営

修行時代からパーマやカラーリングをするたび

お客様の髪が痛むことに疑問を覚え

徹底的に調査・検証をされたそうです

 

その結果、分かったこと

・「パーマ剤」には、

 脱毛剤にも使われる成分(チオグリコール酸)が

 含まれているので薄毛になりやすい⇒将来はカツラ

・「ヘアカラー・白髪染め」には、毒性のある成分

 (パラフェニレンジアミンなど)が含まれており

 髪が痛んだり、白髪になったりするとともに

 皮膚障害を引き起こす危険性がある

 ※消費者庁の「事故情報データバンク」には、毛染めによる

  皮膚障害の事例が毎年度200件程度登録されている

・こうした有害物質が頭皮から吸収されて

 肝臓などの疾患を引き起こす危険性がある

 ※訴訟になったり、週刊誌でも取り上げられている

 

美容師さん達は、こうしたことを知らずに使っており

自ら「手荒れ」や「体調不良」に悩まされている人もいるそう

 

森田先生は、安全安心な「ヘアケア」を探し求め

インドのCNP社の「ヘナ」を使う方法にたどり着かれます

(「ヘナ製品」には偽物が多いとのこと。CNP社のヘナは

国際有機認証機関・エコサート、EUなどの認証を取得)

そこから、美容院でのサービス内容を切り替えるとともに

こうした正しい情報を伝えたいと

2009年から全国各地で講演会を開催されています

 

週四日は美容院で仕事、残り三日は講演会

講演会は旅費・謝礼を受け取らない「赤字の活動」

その中で語られる「仕事についての考え方」は

美容業界に関係なく、すべての職業人の参考になります

 

昨年の福岡講演会がYouTubeになっていますので

長いものですが、ピンときた方は

ぜひ時間をとってご覧ください

 

※森田先生の会社のホームページ