先日、数人のグループで話をしていた時

その中の一人が

「自分は、人の話が聞けない。

でも、音を感じているので

その人が本心を言っているかどうかは分かる」

と言いました

 

私も以前、「聞く」ことを学んでいたのですが

そこでも言われていたのが「音を聞く」ということ

 

「言葉」と「本心」は必ずしも一致していませんよね

でも「音」には、その人の本当の思いが現れている

 

例えば、「バカ」という言葉

嫌いなもの同志が喧嘩して言う「バカ !」

仲の良い恋人同士が言う「バカァ」

言葉は同じでも、そこに込められた思いは違う

それを私たちは「音」の違いで感じ取っています

 

音とともに「呼吸」にも表れます

人は深い思いを話す前に、深く息を吸い込みます

逆を言えば、浅い呼吸から出てくる話は軽い話

 

私たちは、こういうことを無意識に感じ取って

コミュニケーションしていますが

学校で「話(言葉)をよく聞きましょう」と教育され

その感覚がにぶっているのかも

 

以前、「すべての会話は「愛して」か「愛してる」」

という投稿をしましたが、それにも通じますね

 

表面的な「言葉」ではなく

「音や呼吸」をヒントに

言葉の奥にある「思いを聞く」ことを

意識してみませんか