前回に引き続き、「角幸治さん」のお話をシェアします

 

③「縄文視点」と「縄文会計」

角さん達のグループでは、争いがなく調和的に暮らしていた

「縄文時代」の視点でギフトを交換し合う取組を(「縄文会計」)

お金が「ありがとうエネルギー」であることを思い出すため

グループ内でサービスを購入する際の支払いの方法は

(1)   心からの「感謝のメッセージ」を伝える

(2)   お金を支払う (ただし「サービスへの対価」としてではなく、

    そのサービスが継続され他の人も利用できるようにするための

 「恩送り(ペイフォワード)」をするつもりで払う)

(3)   別のサービス・ものを提供する(物々交換)

(4)   その他 (どんなアイデアでも)

 

④「所有の概念」を手放す

・土地は、今、たまたま自分が地球からお借りしているだけ

・例えば、角さんは、自分が借りている月ぎめ駐車場の看板に

 「ここは月ぎめ駐車場ですが、

     空いている時にはご自由にお使いください」

・お金も皆んなのお金。その一部がたまたま自分のところにある。

   日本人の個人資産は1,800兆円あるから入ってくるという意識

  

⑤「支出」をどうとらえるか

・お金を支払うことで誰かの役に立っている

・自分ができないことを代わりにやってもらったことへのお礼

 (例えば電気代。もし自分で発電しようと思ったら大変だし、

 莫大な経費がかかる)

・その商品が店に並ぶまでの背景(製造や流通にどれだけの

人が関わっているか)を想像すると感謝が湧いてくる

 

⑥お金のめぐりを良くするには

・お金は「人」を介して動いているが

先にエネルギーが動いてから、

タイムラグがあって物質である「お金」が動く

・まずは「目の前の人を喜ばせる」ことが大切

 

「ギブ&テイク」から「ギフト&ギフト」の世界へ

「ギブ&テイク」の世界は、「何かを与えて、何かをもらう」の一往復

・「ギフト&ギフト」の世界は、

 「何かを与えて、ありがとうの言葉が返ってくる」

 「何かをもらって、ありがとうの言葉を返す」の二往復

 

「お金」に対するイメージが変わる素敵なお話でしたね

私も、少しずつ「縄文視点」を取り入れていきます