誰もが「安心して幸せに暮らせる社会」を望んでいます
でも、現状はそうとは言い難いですね

 

そこには、色々な原因があると思いますが、
核家族化、地域でのつながりの希薄化も

大きく影響していると思うのです

 

今回は、こうした課題を乗り越える

先進的な取組の一つをご紹介しますね

 

私が2年前に視察させてもらった

「アズワン鈴鹿コミュニティ」

三重県鈴鹿市にある都市型コミュニティで
約150~200名が世帯ごとに

独立して暮らしているのですが、
「みんなが家族だったら」という視点で

社会実験的な取組がなされています

まず、コミュニティの「経済的基盤」が必要なので、

米や野菜を作る「SUZUKA FARM」と
お弁当・お惣菜を作る「おふくろさん弁当」
という二つの会社を経営

 

収益を上げることよりも、

「働く仲間の幸せが最優先」ということで、

①社長も中間管理職もいなくて

命令・強制によらず「話し合い」で運営する
②給料は、その人の能力・資格に関係なく

家庭状況などのニーズを聞いて話し合いで決める

③勤務日数・時間は、本人の希望を聞いて決める

④誰もが休みたいときに休める

⑤ミスしても、失敗しても怒られない文化がある
⑥作ったものの一部はコミュニティに無償で提供する

など、ユニークな会社運営がなされています

 

メンバーの温かい関係性があるからできる運営だし、

助け合うことで経営的にも、うまくいってるそうです

 

このほかの取組は、次回にお話ししますね