OBからのメッセージ | 中央大学山岳部ブログ

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中央大学学友会体育連盟 山岳部のブログです。日々の活動・山行などこまめに更新していこうと思います。

こんにちは!
中央大学山岳部ではまだまだ部員、マネージャーともに募集中です!
今回は中央大学山岳部OBの小林良成さんからのメッセージをお載せします。

中大附属高校での3年間を山岳部で過ごし、大学に入学した際にもっと幅広く山登りがしたいと思い山岳部に入部しました。5月の岳沢での新人合宿で残雪期の山の楽しさに、夏合宿では剣岳の雪と岩が織り成すダイナミックな自然に魅了され、以来大学4年間を含め、現在まで山登りを続けています。
振り返れば、大学を卒業して20数年を経ていますが、大学4年間の山岳部で学んだ山登りの基礎はもちろんのこと、活動を通して経験したことは企業で働く現在にも生き続けていると感じます。
大学を卒業し、新入社員として仕事をスタートした際に、研修や先輩から学ぶことの多くは、山岳部で学んだこととベースが同じと感じたことを今も新鮮に覚えています。
山で事故を起こさないための事前研究やシミュレーション、トレーニングの工夫、パーティー内での意思疎通といったことはもちろん、幅広い世代のOBとのコミュニケーションなど、社会に出て必要となる多くの要素に、山岳部の活動を通して触れてこられたからだと思います。
昨今は授業への出席を重視する学生諸君も多いと思いますが、4年間しっかり学ぶことは重要ですが、大学4年間という貴重な期間に、授業だけでは学べない多様かつ質の高い経験をすることで、大学卒業後の長い人生に大いにプラスの影響を与えます。山岳部の活動を通して、人生を豊かにする有意義な経験が出来ると確信しています。