米国での人気上昇による販売好調と、新型インプレッサの『第37回2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー』受賞により、ますます勢いづいているスバル。社名も2017年4月1日に「富士重工業株式会社」から「株式会社SUBARU」に変更予定と、何かと話題に登ることが多くなりました。
そんなスバルが2008年に自社初の7人乗りMPV(多人数乗車車、言ってみればミニバン)にリリースしたのがエクシーガ。ミニバン市場には遅咲きデビューだったことやロールーフミニバン自体が市場低迷気味なこともあってか、なかなか販売が奮ってなかったようです。そこで、2015年にクロスオーバーSUVに仕立て直したクロスオーバー7としてリリース。タン色というオレンジ色のような内装とSUV風味の外観引っさげて、都会派SUVとして出直しです。
初期モデルから9年経過していますが、FB型という新世代エンジンからリニアトロニックと呼ばれるCVT、とそれに伴う4WDシステム刷新、さらにはアイサイトVer2の採用を2012年に受けており、今回の外観の大規模変更に伴って、初期型とは中身はまるで違うモデルになっていると言えます。
では、そんなスバル クロスオーバー7の5人家族にオススメなポイントを紹介していきます!
ロールーフミニバンでは随一の居住性
このクラスはロールーフミニバンとかドライバーズミニバンとか様々な呼ばれ方をしますが、乗用車ライクに乗れるところが特徴のクラスですね。5人家族の移動でも、走りを積極的に楽しみたい方は一度は考えたことのあるクラスかと思います。
2列目シートはこのクラスの平均点
良くも悪くも平均点。3ナンバーとして多少幅広ではあるものの、3席独立にできるほどではなく、真ん中シートは簡易的です。アームレストになる背もたれや膨らんだところに座らされるのは、イマイチですね。。シートを後ろに下げてやれば足を組める程度に広くなります。近距離は5人乗りとして使うのが吉かと思います。
エクシーガシリーズの特徴としてシアターレイアウトという2,3列目の座面がだんだんと高くなる設定は、前の座席の背もたれが気にならず、視界が良いです。同クラスと比べると空間自体が広めなので、押し込められる感じはしないと思います。
実用的な3列目シート
このクラスにしては、実用的なシートの広さを持つ点が自動車評論家からも高く評価されているポイント。格納性を重視したシート厚ではないため、収納時にトランクの床面が若干ななめになるというのが、デメリットでもある。
長距離移動のときは一人は3列目に乗ってもらって、半分トランクにして、ルーフボックスも併用するというのが現実的な使い方かもしれません。こちらもシアターレイアウトに沿って少し目線が高めです。家族持ちにとっては、運転席からバックミラー越しの会話はよくありますが、そのときにしっかりと家族の顔が見えるというのは隠れた利点でもあります。
内装の明るさ
もともとエクシーガ自体がクラスと価格帯からすると高い内装の質感を持っていいました。ですが、いかんせん地味なところも否めなかったです。フォルクスワーゲンっぽいというか。クロスオーバー7のタン色でコーディネートしたことによって、華やかさも出てよかったなと個人的には思います。ファミリーカーは明るい気分にならないとですよね。明るすぎるという方には、特別仕様車としてことなる内装のモデルもありますので、そちらと比較してみるのもいいかと思います。
納得の基本性能
高い静粛性
静粛性に優れているのもエクシーガのポイントです。静粛性は車内での会話のスムースさや楽しさに直結しますので、重要視したいところです。テレビや映画を見る際にも音をいたずらに上げなくて済むため、親としてもストレスが溜まらないで済みそうです。
快適な乗り心地
エクシーガの時代から乗り心地には定評ありましたが若干硬いとの評価もありました。クロスオーバー7で最低地上高を上げるにあたって、サスペンションセッティングを見直したともあって、さらにしなやかな方向に仕上がっているようです。このあたりはマイナーチェンジで改良を繰り返したモデル末期だからこそできる熟成感ですね。
フルタイム4WD
クロスオーバー7に採用されている「新世代アクティブトルクスプリットAWD」は、インプレッサWRXなどのタイム重視のものと違って、前輪側のトルク高めのFFに近くて扱いやすい特性。でもしっかりとフルタイム4駆で、ミニバンに多い滑ったときだけ補助されるという4駆とも違います。
本格的な4駆で家族でアウトドアへお出かけの際も、雪山へのお出かけでもOK。ミニバンの4駆性能で言えばデリカに次ぐ走破性じゃないでしょうか。
まとめ
本当は高いライントレース性とかスタビリティの話もしたいところですが、このブログはファミリーカーブログ…。私もパパらしくおとなしくしておこうと思います。
ちょっと熱が入ってしまった今回の記事ですが、それもそのはず。私はこの車が超気になっています。エクシーガのデビュー当時からよだれを垂らしてみていたのですが、このタン色の内装がもろ好みにズドンと来ちゃいました。
スバル エクシーガ クロスオーバー7は住宅ローンに喘ぐ3人の子持ちパパが買えるのか…。セレナ推しな妻へクロスオーバー7の良さを理解してもえるよう折をみて宣伝しているのですが。。私自身、欲しいクルマのことはどんどん調べちゃう性格で、、自分で調べたクロスオーバー7のことをまとめてブログにしてみています。
是非こちらのサブブログもよろしくお願いします!
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