なんとか読み終えました。

 

音吉を始め

モリソン号で砲撃を受けた7人の日本人の生涯を思うと

胸が痛い。

けど、あの時、

モリソン号で帰国(入国)できなくて

良かったと思う。

あの時代、入国しても

きっと投獄され

キリシタン尋問?

拷問されて

いのちを落としていたのではないかと思う。

人間は罪深い。。。

すべての人は罪人だから

責めることはできないけど

赦しを祈りたい。

 

もう一つ、良かったと思うのは

その後の彼らの働きが

日本の開国、通商に大きく貢献しているということ。

 

通訳として、

そして

その後の漂流民たちへの支援

 

モリソン号事件から12年後

通訳者として同行した音吉は

イギリスに雇われた中国人通訳者として

アトウ

と名乗っていた。

日本人だとバレるのが怖かったと思う。

 

音吉は自分の息子が

日本へ入籍することを

希望していたとのこと。

実現したのかどうかはわからない。

 

幼くして、十代の頃に

国に捨てられて

人生のほとんどを

海外で過ごした音吉

辛かったと思うけど

その後の日本人として

ありがとう!

と言いたい。