本気で「自分」を幸せにしたいあなたへ
楽笑道ライフスタイリストの花音です。
20年くらい前、私は売れない役者をしてました。
役者になろう!って思ったきっかけは、
田舎から出て、都会で暮らしたい。
とか
憧れの○○さんと共演したい!
とか
そんな志が低い理由です(笑)
表現者として、芸術性を高めて…というような
高尚な志ではありません(笑)
演劇経験があるわけでもなく、
子供の頃から子役で活躍をしていたわけでもない。
なので、当然のコトながら、
芝居の”いろは(テクニック)”についてはまったく知識がないという
トコロからのスタート。
TVで見る役者さんのように演技が出来ない!
(当たり前)
もがいたねぇ~(笑)
エチュードっていう即興芝居の課題が出ると、
「あわわわわ~」って、アタマ真っ白(笑)
なんでアタマ真っ白になってエチュードが出来なかったのか?
それは、『いい演技をしよう!』という
”カッコつけ”な自分がいたから(笑)
生まれも育ちも関西で、関西弁しか話したコトがないのに、
標準語に変換して、演技をするって、
なかなかの至難の業って気づいた(笑)
”な…なんとかしなきゃ…”
人前に出て、演技をする役者になりたいのに、
人前でエチュードをするコトに怖れている私。
真逆の感情が私の中で戦を始めた(笑)
パニックたねぇ~(笑)
「ほんとの私って、どっちやね~んッ!!!」って。
その時、ある演出家から言われた1言。
人間は多面体の生き物である。
(親から見れば)子供という立場の私
役者の卵と言う立場の私
トモダチという立場の私
後輩という立場の私
…と、自分の立ち位置だけでなく、
ポジティブな感情の私
ネガティブな感情の私
カワイイ私
ダサい私
弱気な私
…と、いろんな感情を持つ私が
「私」であると認める。
そういうコトを言いたかったのでしょう。
このコトバを聞いて、私は目から鱗でした。
どんな自分であっても、それが演技をしていく上で、
「私」という魅力になるんだ、と。
そして、他人の目よりも、
自分が自分をどう見ているかの目に注目しよう、と。
ポジティブ感情だろうと、
ネガティブ感情だろうと、
「私」が感じている感情は、
どちらが良いで、
どちらが悪いわけではない。
これは、役者だけの特権ではなく、
誰にでも同じコトが言えると思う。
あなたが感じている感情は、
どんな感情もあなたです。
「あ~。私、こんな時、こう感じるんだ」
自分を知っていくと、他人を見る目も変わる。
「あ~。この人、こう感じるんだ」
それが自分が感じる感情と違ってもええじゃないか~。
別々の個体(身体)を持ってるんだから(笑)
今日も楽笑で生きるあなたでありますように
ありがとう ありがとう ありがとう。
今日のあなたの1日にありがとう。