成人式 〜メッセージから伝える、伝わるもの〜 | 50代の「今を生きる」~Enjoy My Life* 日々の暮らしから~

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自分の身のまわりにある、小さな幸せにも気づけたら
大切に今を生きることにつながる。
いつかの為じゃなくて「今日」を生きる。
心理カウンセラーyukkie♪(ユッキー)が
50代になり、日々の暮らしのなかの小さなHappyをお届けしてます。

昨日は成人式でしたね。

今年迎えた方々、親御さん

おめでとうございます。


そして我が息子も晴れて成人式を

迎える事ができました。


思えば2年前の大学の入学式が

コロナ禍でなくなり

当たり前のように迎えていた

節目の式典のありがたみや、重要性を

感じていたので、

今回縮小系ながらも、式を開催していただけた事

有り難く、感謝の気持ちが溢れました。



自分が二十歳の時は

照れ臭くて、振袖も着ずに

みんなと同じはイヤとばかりに

派手なワンピースを着て行った

覚えがあります(笑)


親が会場にくるなんて

考えてもなかったけれど、

自分が親の立場になり、

また時代もそうなのか、

例年は親がご招待される場所も

多かったみたいですが、

コロナ禍、親の会場入りは無しになり

それでも送迎できていらっしゃる親御さんも

多かろうと、

(息子は友達の車で行きましたが)

まるで追っかけの出待ちのように

会場から出てくる、馴染みの顔を観に

会場外に行ってきました(笑)


懐かしい母達の顔に、久しぶりの話も弾み

出てきた色とりどりの振袖姿の女子達

華やかさに「綺麗!綺麗!」を連発💕


男子もスーツを着たらみんな男前(笑)

誰が誰だか一瞬わからない

「名札つけてほしいー」と母達の声。

でも、話すと大人びた顔の下に

昔のまんまの彼らがいて、ほっとしたり。


そして、コロナ禍で、本来なら

ご招待されるであろう恩師の先生方も

やむなくご欠席の決断のなか、

寒い中、外に一人の男性が、、、。

もう、ありがたいやら、嬉しいやら😂


6年生のときの担任の先生が

8年前に託された「タイムカプセル」を

ご持参くださり、出口を昔の写真で埋めてくれていました。涙、涙でした。


「今日、渡せなかったら、もう二度とチャンスはないだろうなと思いまして」と、駆けつけてくださったことが、もう本当にありがたかったです。



運動会のときにクラスで作った横断幕とか

色々一通りのグッズを持参してくださって

毎週出して下さった学級通信

それに親が自由に返信を切り取って書くスペースがあったのですが、それも返信分すべてファイリングしてあり、(当日全部にメモ帳でお返事もくださってました)

懐かしく親達もそれらを見る事ができて、

私はまたまたそれを手にしたら涙腺決壊笑い泣き笑い泣き



また、8年前の12歳の息子が自分にあてた手紙

とともにタイムカプセルにいれてあったものが、

その時の宝物だったのでしょう、彼らしくて

微笑ましかったし、何より自分にあててる手紙の内容が、実に本質を得ていて、

よくよく自分を知っているなあと感心。

(家に帰ってから見せてもらいました)


子供というのはすでに

「必要なものは持っている」

「なんでもわかっている、知ってる」のを

時を経て改めて強く感じさせてもらいました。


時に親は不安になったり

心配ばかりするけれど、

そう言う次元をふきとばすものを

どの子も持っているということ。


そして、それを信じて試行錯誤しながらも

つき進んできた

息子をとても誇りに、尊敬しました。


今の息子と話した担任の先生からも

「◯◯◯くんは、初志貫徹、

自分の想いを大事に歩んでいますね」

とお声がけくださいました。

未だに暖かく見守ってくださっているのが

伝わってきて、胸がジーンと熱くなりました。



実は中2の時の担任の先生もお一人は

かなり細やかなメッセージ入りの年賀状を

お正月にくださって(多分お一人ずつに)いて、


中3の担任の先生からも5年間温めてくださったであろう「自分からの手紙」を当日着くようにメッセージ入りで自宅に送ってくださいました。



そして、これまた6年生のときに

「お料理習いたい」と1年間弟子に

してもらったお料理の師匠の先生

(私も通っていた先生)も、

昨日わざわざ自宅にお祝いを届けてくださり

なんと御礼を申し上げてよいやら、、、。

この先生のおかげで、今、一人暮らしでも

クリエイティブな自炊生活をエンジョイしている彼なのです。有難い神のような師匠です。


この町で15歳までに出会えた

師と呼べる様々な方々から

本当に心温まるお祝いのメッセージを

頂き、親としてはこの気持ちに見合う言葉が

みあたりませんでした。


しいて申し上げるならば

沢山の方々に見守っていただき

育ていただいた。

それに尽きると思います。


親だけが育てたのではない、

関わって下さったすべての方々が

彼の先生であり、友人であり、親であり

親戚のような関係なんだなと。


人が育つには

やはり人との関わりが

土台なんだなということ。


それをまた彼も

身に感じていたことと思います。


実は私と夫も

息子に手紙をそれぞれ書き

昨日手渡しました。


書きながら、いろんな今までの

想いが溢れて。涙が幾度となく

でたりひっこんだりしながら(笑)

書きあげましたが、


教えたいこととか、

言葉で伝えたいことは

実は書き始めたらなくて

ただ、ただ、

一緒の時間を過ごす中で

色々な事を親も学ばせてもらって

その存在に感謝しかないということ

ただ、ただ愛していること

それに尽きるなあと言う感じなのでした。


さまざまな方々からの

メッセージとともに

私も成人式の日に

沢山のお気持ちに

触れさせていただくことができて

また色々な感謝感謝💕の気持ちが

とめどもなく溢れてきました。


これは我が家だけではなく、

きっと皆様がそうであるように


見守り、見守られ

助け、助け合い

社会も家族も、

世界も宇宙も

そんな総合体なんだろうな。


ただ、ただ

「ありがとうございます」

を言わずにはいられません。