いつも家族で
お世話になっているT歯科医院。
息子を産む予定だった助産院で
副医院長のM子先生との出会いがきっかけで
車で1時間近くかかるけれど
息子が1歳の時から通っています。
「予防」に力をいれていらっしゃる考え方にも
共鳴して。
だから息子は17歳の今でも虫歯0
歯並びも成長にあわせて早めにかつゆっくり
時間をかけて矯正をやってくださったので
痛みもなく、上の歯だけで済み
小学校のうちにおわりました。
虫歯0は、検診を定期的にやって
そこからの指導を息子が
律儀に守っている賜物でもあるかと。
そこでは歯についての母親指導も
小さなころはしてくださいましたが
もう小学生になってからは
私は本人任せで
あまり手も口もださなかったです。
それは親以外の先生が「歯に対する意識」を本人に伝えてくださることがあったから
必要以上に言わなくてよかったし、
だいたい素人の親がいうより
断然よいし、あとはそれを受けた
本人の意思による
ところが大きいと思う。
歯は命。
自分の心身に対する意識って
ちょっと乱暴な言い方になるけど
私は勉強とかより大事だと思っている。
心身の健康がやはり人間の土台だから。
以下はまったくの個人的な趣向なので
(絶対とか正しさではないってこと)
そんな考え方もあるのね~って
思ってくださいませ。
私が子供に小さなころに意識、実践したのは
習い事とか塾とかじゃなくて
「生きていく力」を自分で作れるか
食べることとか、
遊ぶこととか
寝ることとか
それには自分の気持ちとか身体とか
そういうものをどれだけ大事に(意識するってこと)
できるかなってこと。
勉強するにしても
好きなことをするにしても
命ありき
だからね。
そしてその前の命ありきのところで
ちょうどこの間、歯医者にいくとき
前のブログにかいたようなことを
車のなかで息子と話していたのでした。
ちょうど大学のオープンキャンパスをみたりして
自分なりに進路の方向性を
見出してきているこの頃。
ちょうどいいタイミングとおもって
聴いたり話したりすると
いろいろ出てくる出てくる…彼のなかからね。
どんなふうに何をしていると
心が喜ぶのか。
自分の本当にやりたいこと
学びたいこと。
それにはどういう道すじを自分で
見出していくのか。はたまた
与えられているものを
見出していくのか。
いろいろ話がきけてよかったなあ~とおもっていたら
待合室で息子をまっていると
入口からどこかで聞き覚えのある声が。。。
な~んと
助産院でお世話になったS先生の声。
私は昨年助産院でワークショップのご依頼を
うけて再会することがありましたが
息子とは(4歳までそこでやっている親子教室に
通っていたので)13年ぶり!の再会。
タイミングってほんと、凄い。
こういうときにちゃんと自分の命の誕生の瞬間に
かかわってくれた人に再会するのねって(笑)
私たちをみた先生が大感激してくださって
大きくなった息子をみて
終始笑顔でした。
助産師のS先生と
歯科医のM子先生が
産まれる前と産まれた後の担当は
私だから・・!!とそれぞれが待合室でいいあっているのが
なんとも客観的にみていても可笑しくて。
それだけ「成長」を喜んでくださる
先生たちにであえたことが
なによりの宝です。
帰りは先生を助産院までおくっていくことになり
その道すがら、
先生のいろんな貴重なお話をうかがえて
まさに「命のはなし」
今日、行くときにはなしていたことと
すごく繋がるね~と
帰り道、息子とはなしていました。
やっぱり出会いって偶然じゃなくて
なんだかストーリーがあるのよね。
二人で納得して帰宅したのでした。
人は自分ひとりで生きているんじゃない。
生かされているんだ。
「そこ」に関わる人は
どの人にもいる。
関わってくださったかたがたの
おかげなんですね。
親なんて子育てシロウト。
私なんかわからないことばかりで
子供と一緒になって
おせーてくださいスタンスでした(笑)
知ったかぶりしない!
それに気づけるように
わかるように
いろんなことが起こる。
だから「それ」がわかったとき
本当に心から自分の「命」を
与えられたもの、与えてもらったものとして
慈しめる瞬間をあじわったようでした。