Joy Flower ゆうこです。
- あべのハルカスの近くでフラワーアレンジメントの教室をアラフィフから始めて10年がたちます。
-
笑顔たくさんの中、みなさんと花を通して「花展・ブライダル・パーティー・合宿・旅行等」思い出を作っています
秋晴れの中、神戸六甲アイランドにある
神戸市立小磯記念美術館に出かけてきました
(インストラクターとして自分磨きに「美しいもの」を観て歩いています。)
没後30年
小磯良平展 西洋への憧れと挑戦
全国の小磯作品を集めて11月25日(日)まで
開催されています。
小磯良平の作品と言えば
去年訪れた赤坂迎賓館の2階大ホール正面壁画に
「音楽」「絵画」の大きな作品が国賓の方々を
お迎えするため飾ってありました。
今回はそんな有名な小磯画伯の作品が
学生時代から晩年まで展示されています。
(若い時の自画像から気品に満ちた作品でした)
彼が生まれたのは1903年
画学生として東京芸術大学の在学中に帝展で
特選をとる天才児。
1928年から2年間フランスで
学校に行くよりも美術館を熱心に観て回り勉強したとのこと。
(平面な配置なのに足の位置に深い奥行きがつけられているってさすが~)
第二次世界大戦中は戦意高揚のために
軍人の絵を描きました。
そんな経験の後、
1960年前後はキュビスムに影響を受けて
抽象画をしばらく作成しています。
「人生とともに作品は変化していくのだな」と
大画家の変遷を知ることができて驚きに似た感動がありました。
西洋の巨匠に対する謙虚な姿勢と研鑽を
持ち続けておられた姿に
自分もインストラクターを続ける限り
精進し続けないといけないと初心に戻れる気がしました。
巨匠と単純に思っていた私が余りにも勉強不足でしたが、
こうして学習をしてから迎賓館にある
大作を見るとまた違った思いで鑑賞できると思うなぁ~
この美術館も写真撮影はご法度、残念です。
(絵は会場でポスターを写しました)
美術館内には小磯氏の御影の自宅が再築されており、
1932年に結婚した時の写真も掲示されていました。
なんと、文欽高島田の和装の新婦が
大きなブーケを持って撮影されていたのには
びっくり~~。
ええ~って二度見しちゃいました。
神戸らしい~新しいものを取り入れる力~~
(白黒写真でしたが、カーネーションが中心ブーケのように見えました)
↑このおうちの中にはアトリエが当時のまま再現されていました。
アトリエで描いた絵も展示されていたので雰囲気がわかって
興味深いですよ
「神戸イズム」を意識されていたとか。
(そんなのあるんや・・・)
神戸の人々はプライドがおありだなぁ~と
つくづく思わせていただける単語ですよね。
是非関西にお出かけの時に
お立ち寄りください。
では本日も
Keep on smiling