Joy Flower ゆうこです。
 
我教室は只今、長い長い夏休みをいただいています。
とうとう9月に入りましたね。
写真を勉強しているつもりですが、
なかなか構想がわかない。
 
「構図の絵を描きなさい」といわれるのですが、
描けるもんなら写真をせずにスケッチ描いてる〜
 
 
心は写真にとらわれていた夏でした。
(いわゆる悶々とした日々ってことかな・・・爆  笑
 
 
さて、昨日の三千院に続き、
 
 
大原といえば、有名な寺院がもう一つ。
「寂光院(じゃっこういん)」
です。
 
渋いですよ~~もみじ
切ない話満載の小旅行ができます。
 
 
 
 

平家物語の大きなエピソード

「源平合戦・壇ノ浦の戦い   安徳天皇の崩御」
 
 
 

静かな静かな山道を登って行くと。
 
 
 
山門にたどり着きます。
 
平清盛の娘であり、安徳天皇の国母であられる
「建礼門院徳子」の悲話の里。
 
 
絶大な権力者清盛の娘平徳子が高倉天皇の子供を産み
1歳で安徳天皇が即位。
清盛が病死後、権力闘争の末、京を追われ源氏との戦いの日々。
壇ノ浦(今の山口県)まで追い詰められ、
6歳の安徳天皇は入水して崩御されます。
徳子は一人助けられてしまいます。
 
子供や一族郎党を亡くした悲しみの中、
京に引き戻され出家し「建礼門院」に。
 
その後「寂光院」で菩提を弔いながら余生を暮らしました。
 
 
 
 
本堂が赤と白のサルスベリを左右に配置して
建っています。
(本堂は、2000年に火災で焼失してその後再建)
 
雰囲気は当時のまま、
静かです。
 
建礼門院はどんな思いでここで過ごしておられたのだろうと、
往時を偲びながら散策してしまいます。
 
 
(夏はサルスベリもいいですね。)
 
センチメンタルになります汗
 
 
 
足元に大きなギボウシが。
(建礼門院が暮らしておられた廬跡は本堂の近くにありました)
 
 
 
孤雲(茶室)に入る苔むした門が
なんかかっこいい〜
 
 
 
シュウカイドウがここそこにたくさん咲いていて
訪問者の心を慰めてくれています。
 
 
京都にお出かけの時は、
少し足を伸ばすだけ
田園風景が広がる大原に行けます。
 
都会の喧騒からのがれ静かな佇まいの中に
季節のお花をめでに行かれるのはどうですか?
 
いつもとは違うゆっくりな時間を過ごせます。
 
人生は「思い出作り」
 
どうぞこの秋にお出かけください。