以前働いていた職場で
50代男性(上司)が当時20代だった独身女性(部下)に
「お前の服はいつ見てもパッとせんな」と愛情を込めて言っていました。
二人の信頼関係があるので
「なんがパッとせんですか。○○さんも毎日ネズミ色のスーツ着てるじゃないですか!」
と言い返していました。
その彼女の服装
・上下ともダボっとしたデザイン
・色は黒、グレー、茶・・たまに白シャツ
・靴下+ペタンコ靴
そしてほぼすっぴん。
社会人としてどうか・・という感じでした。
職場が学校法人だったので許された?許されると思っていた?
男性上司は一般企業からの転職だったので、余計目についたのだと思います。
パッとせんに込められたいろんなもの。
注意してくれる人がいるだけでもありがたい事です。
彼女はその後、長年付き合っていた彼と結婚しました。
外で見かける女性で一番気付くのは「髪の艶がない人」。
私の髪は、強い・多い・黒いと歴代美容師さんや友人達に言われてきましたが
それでも40を過ぎたらロングは無理と断念し、特にこの数年は後ろギリ刈り上げの短さです。
ホームケアは何もしないので、これしか方法はないです。
いますよね。
いくつになってもロングヘアの人。
若くても長さが異常な人。
本人はこだわりがあるのでしょうが、周りはだいたい怖いです。
信念・願掛け・信仰・ヘアドネーション・・などの理由があるのなら何も言えませんが。
手入れをするお金がない・時間がないと言い訳をするのではなく
若い頃からずっと同じ方法を貫くのではなく
・手入れしやすい長さにする
・丁寧にブラッシングをする
・たまにトリートメントをする
・ヘアオイルをつける
で違ってくると思います。
実年齢が上がるのはどうしようもありませんが
わざわざ老けて見えるようにしておくのはもったいないです。
服や靴も今は安くてデザインの良いものがたくさんあります。
ひと昔前は”プチプラ=安物=素材・デザインが悪い”でした。
今はそうではありません。
私もZARA、H&M、ユニクロが9割です。
30年前はミュグレーやJr.ゴルチエの服をボーナス払いで買い
靴は3万円以下のものは履いた事がないような、いけ好かない女でした。
だって安い服や靴はカッコよくなかったから。
(バブルへGO:食事代、飲み代、タクシー代は払った事ないけど、物は買ってもらった事ないです)
せっかく安くてかわいい物が買えるので
今シーズンの色やデザインを少しずつ取り入れてみたらいいと思います。
ジーンズにしてもTシャツにしても、どんどんデザインが変わってきます。
ファストファッションの服を何年も着るのではなく
部屋着→リユース・リサイクル(店舗にリサイクルボックスがあります)したらいいと思います。
年齢と共に体型も変わってきます。
ブランドの服でも、昔は似合っていたのに今着ると・・・なんか違うとなります。
「服のサイズは数十年変わってません」と言えるのは芸能人だけ。
それが仕事だから。影でとんでもなく努力しています。
我々平民は
時代に応じ・年齢に応じ・収入に応じ
こだわりやプライドを捨てて自由に変化していけばいいんです。
人の目や評判を気にする必要はありません。
誰も見てないし、気にしてません。
先日、散歩中に通ったボクシングジムの前に「根性不要」という旗が立っていました。
もう、そういう時代なんですね。
ボクシングでさえ根性はいらないそうです。
若い頃に付き合っていた元ボクサーの男(どんな遍歴?)が
「ガムを噛みながらできるような競技はスポーツじゃない」と言っていました。
昭和の男は”スポーツ=命がけ”で取り組んでいたんだと思います。
確かに減量との戦いで、よく一緒に遊んでいた仲間の元世界チャンピオンも試合前に会うと目つきだけで殺されそうでした。
自分の自由のためにこだわりを貫き通そうとすると
逆に生きにくくなるのが今の世の中です。
私は会員様に「アホのふりしろ」とよく言います。
なんでも正義感、責任感100%で取り組んでいると辛くなります。
仕事はどうにでもなります。
あなたがいなくなっても1ヶ月ぐらいは困るけど、すぐに回るようになります。
大切なのは、あなた自身が幸せと感じられるかどうか。
その基準は自分で決めていいんです。
他の人と比べる必要はありません。
みなさん立派な大人ですから
生活できる給料をもらえる仕事と健康な身体があれば一人で生きていけます。
基本はそうなんだけど
「一人でも楽しいけど、二人だともっと楽しいかな」
「私がダメになった時に”お願い””助けて”と言える人が側にいてくれたら心強いな」
と吹っ切って考えたら婚活がうまくいき始める事もあります。
なんでも自分で決めつけるのはもったいないですよ。
良くも悪くも、自分の思ったようにならないのが人生で
それを楽しめるようになると楽ですよ。
近所のコンビニの外国人アルバイト君が
「お袋は必要ですか?」と聞いてくれます。
もう・・昭和の人間はこれしか頭に浮かばない。
心の中でヒーヒー言いながら「いいえ。袋はいりません」と答える。
これだけで十分楽しい日でした。
B面の「小鳥と少年」気になる。
小鳥と言えば、ことり事務所・無類のフルーツ好き鳥肌実を思い出す。
講演会によく行ったなー。
もうこれ以上はやめておこう。