たった今、妻から興味を持ってもらえなくて悲しいという気持ちを思い出した。


正確に言うなら、自分が期待している程興味を示してくれないと自分が感じている。


誰が何と言おうが、そう感じている。


結婚した当初ははっきりそう感じていたが、数年立つ間に知らない間に押し込めてきた感情だった。



そう言えば両親の関係もそうだった。


お互い興味がないと感じていた。


それを思い出して傷が疼いてる感じだ。



悲しかったという自分の感情が誰にも寄り添ってもらえなくて気付いてもらえなくて、癒されなかった。


ずっと悲しみが1人残されたままになっていた。


あとは同じく恐怖。怖れ。


ずっと怖かった。


子どもの時からずっと見てきた夫婦というものが。


それが妻といると思い出して疼くんだ。


ずっと怖れが置き去りになっていた。


誰にも気づいてもらえず誰にも寄り添ってもらえず、癒されてこなかった。


そして自分が悪いという思考と信念。


これで鬱にならない方がおかしいよな。


本当に良く頑張って生きてきたよ。


今まで迎えに来れずごめん。


でも自分の世代でこれに気付けた。



悲しかったら悲しむ。


怖かったら怖がる。



これで良い。


俺は必ずこの連鎖を断つ。


そして今の妻と一緒に、健全で幸福な家庭を築く。


憎しみの連鎖を断つことと、子どもを迎えないことはイコールではない。