発展とか進歩とかって、結局は何かを犠牲にしないと成り立たないのかなあ。
何ていうのか、人を蹴落としてとか、誰かを陥れてとかっていう明らかに人として間違ってるだろうってことを抜きにしても、どこかで何かを誰かを犠牲にしていることってあるんだろうなあ。
問題はそこが本当に「犠牲」なのか、ある程度「我慢」というか「譲れる」ことなのかどうかなんでしょうねぇ。
何か書いてて自分でもよくわからなくなってくるんですけど、昨今のいろんな事象を見てるとそこの部分のボーダーラインがどんどん力あるものの手で歪められていってるように思えるんです。
政治とか経済とか国際関係とかはもちろんですが、個人としても人が人の命を奪ったり、明らかに守るべき弱い命、小さい命をながしろにしたり････ね。
もっともっとやさしく思いやりを持たなければなぁ〜んてよくあるきれいな言葉では片付けられない、もっともっと根本的な部分で地球に住まわせてもらっているわたしたちにとって大きな岐路に立っているんじゃないのかなって思うんですよ。
偉そうに聞こえるかも知れないけれど、大きくなりすぎた組織や偏った考え方に染まった力ある個人によって、どんどんおかしな方向に進んでいってるんじゃないのかなあ。
グローバルって言葉は聞こえはいいけど、それはあくまでも精神的な部分であって、物理的にどんどん外へ出ていくっていうのとは違う気がしています。
たとえばある地域や国が自分ところだけではできないことを、そういった技術に長けた地域や国に援助してもらう、それって至極当たり前でやるべきことだと思います。
問題はそこで、その援助を儲けるために、儲けることを最優先してしまうことが昨今目立ちませんかってことです。
儲けるのではなく、儲かってしまったならいいですよ。
そしてその儲かってしまった部分をまた別のところで地域や他国に貢献していけるようにすべき、そういう時期に来ている気がしてならないんです。
そりゃね、国の発展であったり、個人の発展ももちろん必要ですよ。
国がなくなったら国民ではなくなる、個人の生活すらおぼつかなくなるっていうのもわからなくはないです。
わからなくはないですが、それ以前に個人が個人として生きていけないようでは国や地域があろうがなかろうが関係なくなります。
今やそういった人たちが世界はもちろん、日本でも増えてきている現状をどれぐらい真剣に考えているのでしょうね。
少なくとも今の日本は、とりあえず今を乗り切れればいい的な策しか講じていないのではないか、そんな風に思えてならないんです。
そういった意味ではグローバルとは正反対、ましてやダイバーシティなんて絵に描いた餅じゃないですか？
何かね、すっごくイライラしてしまうんですよ、そういった「あんたら保身とその場しのぎ、仲良しな集団への忖度しか考えてないやろ」って人たちに対してね。
最近のわたしのお気に入り番組に「ポツンと一軒家」がありますが、不便は承知で山奥の一軒家とそのまわりの代々の土地を守って慎ましく暮らしている高齢の方たちがおられます。
そういった人たちのお顔、とっても生き生きしておられますし幸せそうなんですよね。
すっごい苦労をしてこられて、今も苦労しておられるであろうに。
また「日本のチカラ」では農業や生産業、職人的な中小企業、地域、個人が取り上げられることが多いですが、みなさん儲けるよりも先に強い意志があります。
喜んでほしいとか、こんな食べ物、こんな日用品を食べてほしい、使ってほしい、知ってほしいという強い意志が。
同じようなテーマの番組でもうひとつ「和風総本家」ってのもありますね。
こちらは職人さんメインって感じですけど。
結果としてそういった方たち、会社の活動が大きな利益を生み、会社が大きくなっていったとしても、その意志はけっしてぶれないように思えてなりません。
自分の目が行き届かないほどには大きくしない、複雑にしない、多方面に広げすぎない････みたいなところって必要に思うのです。
で、ふと思い出したのがディズニーのIt's a small world････。
【日本語の歌詞】
世界中 どこだって 笑いあり 涙あり
みんな それぞれ 助け合う 小さな世界
世界はせまい 世界は同じ
世界はまるい ただひとつ
世界中 だれだって ほほえめば なかよしさ
みんな 輪になり 手をつなごう 小さな世界
世界はせまい 世界は同じ
世界はまるい ただひとつ
限りない 空と海 星影の うつくしさ
それは 一人 語りかける 小さな世界
世界はせまい 世界は同じ
世界はまるい ただひとつ
隔たりを 取り除き 友情の 橋をかけ
手と手を つなぎ つくろう
小さな世界
世界はせまい 世界は同じ
世界はまるい ただひとつ
世界中 どこだって 笑いあり 涙あり
みんな それぞれ 助け合う 小さな世界
世界はせまい 世界は同じ
世界はまるい ただひとつ
世界中 だれでもが 自由を 求める
その叫びが こだまする 小さな世界
世界はせまい 世界は同じ
世界はまるい ただひとつ
【英語の歌詞】
It's a world of laughter, a world of tears.
It's a world of hopes, a world of fear.
There's so much that we share.
That it's time we're aware.
It's a small world after all.
It's a small world after all.
It's a small world after all.
It's a small world after all.
It's a small small world.
There is just one moon and one golden sun.
And a smile means friendship to everyone.
Though the mountains divide and the oceans are wide.
It's a small world after all.
It's a small world after all.
It's a small world after all.
It's a small world after all.
It's a small small world.