こんにちは!コーチの梅辻です。
僕自身、ブログを書くのは1年半ぶりとなっていました(笑)
その以前まではずっと僕一人で書いていたのですが、一時期、現場に出ることがほとんどなくなったりして書けてなかったのですが、最近はまたフルでスクールに出てるので、またぼちぼち「思ったこと」を「想ったまま」に書いていきたいと思います。
ちなみに、もうほとんどの方が僕の書くブログの内容を知らないと思いますが、基本長くて、読みづらくて、たまにイラっとすることがあるかもしれません。それでも興味があれば是非とも最後までお読みください。
僕がジョイサッカースクールのコーチとなって、もう今年でなんと10年目となります。その当初から現場にずっと出てるコーチは他に誰もおりません。ちなみに最初の年にいたスクール生が現在U23日本代表、コンサドーレ札幌所属の岩崎悠人選手です。
そんな中でこの数年の子どもたちを見て感じるのが、サッカーに対する姿勢やモチベーションがとても低くなったこと。そして何より話を聞く態度が悪く、コーチの話をじっと聞くことすら出来ない子どもが本当に多くなったことです。もう注意をした後でも数秒も持たず、すぐに周りが気になりだしてキョロキョロし始めるような状態。
僕はサッカーと日常は一緒だと考えています。だからサッカーの技術だけではなく、サッカーを通じての人間形成を一番に考えて、今までも指導の方を行ってきました。
もちろんそこにはコーチと子どもの信頼関係があって成り立つものだと思いますので、そういう意味ではまだまだ僕たちの力不足でもあり、もっともっと僕たちコーチが成長していかなければならないと思っております。
ただ現場に出れてなかった時期に、たまに指導するときには本当に苦労しました。信頼関係がない、ましてや僕の名前すら分かってない子どもも居る中で仕方のない部分も多少なりともあるかとは思いますが、これは非常に危険な状態だと感じました。目すら合わせられない・・・・
当然、指導者の会議の中などで何度もそういうような話はして現場のコーチにもお願いをしてきましたが、なかなか変わらなかった。だって子どもたちの中ではもうそれが当たり前に、自然なことになってしまっていたから。そうなると、直すのに大人でも時間が必要になると思います。
このつい3年前から5年前までの子どもたちは本当に学ぼうという意識がとても高かった。もちろん全員が全員ではないけれど、特に高学年の子どもたちの目の色は明らかに違いました。だからこそ吸収もものすごく速かったので、次の課題へ次のステップへとどんどん進むような状況でした。
全体として考えると、子どもたちの技術力、身体能力までもが年々、落ちていっている印象です。ちなみにその頃の園児はワンバンリフティングでも普通にみんな100回以上は出来ており、上手い子なら300回以上やっていました。しかも両足をしっかり交互に使いながらです。もちろん毎日のように練習をしていた結果ですが・・・
でも勘違いしてはいけないのが、技術というものは、心技体でいう「心」と「体」の上に成り立つものです。精神面が幼稚で、フィジカル面が弱い状態で本物の技術は身に付きません。ピラミッドを想像して下さい。心と体が土台の上に技術が乗っかっているのです。土台が小さければ、上に乗るものもたかが知れているのです。
でもそれもこれも結局は大人(指導者)の問題かと思います。先程も言ったように時間はかかると思います。数年前に良かったものは、そこからさらに数年前にやってきたことの成果だから。だから今から真剣に取り組んでも、全体(組織)として形になるのは数年後になるでしょう。ただ子どもたちの中身を変えるのはそんな時間は必要じゃないと思います。
しかしそのためには保護者さんのご協力があってのことです。
そもそも何度言っても話をしっかり聞か(け)ないとか、ふざけてしまうとか、一生懸命やらないとか・・・正直、その辺の指導はここでやる必要がないというのが大前提だと思います。
ここはサッカーを学ぶ場所で、真剣にサッカーを上手くなりたいと思う選手しか本来は居ないはずなのです。
もちろんサッカーは楽しむものというのは当たり前の話ですが、その楽しむというのがただの遊びになってはいけません。だから昔から子どもたちにはよく言っていますが、「やる気がない人にはコーチは何も言わないよ!」と。ただし、そのことで他の子どもに迷惑がかかることは許しません。
選手(本人)・家庭(保護者)・スクール(コーチ)が三位一体になって取り組まないといけない。
それから今考えると、昔の保護者さんは子どもたちにもっと関与していたように思います。そして良いか悪いかは別にして、とにかく自分の子どもに対してとても厳しかった。今は逆に子どものことを尊重し、焦らず、ゆっくり育てる親が増えたようにも感じています。それはとても良いことだと思います。ただバランスが重要なことは間違いない。ここは自分自身がもう2児の父親、そしてもうすぐ3児の父親になるので・・・すごく考える部分です。
昨今の社会を考えると、体罰やハラスメント等の問題が日々叫ばれる中、特に学校の先生などは言いたいことを素直に言うことさえも難しい世の中になっています。またSNSの拡大により、それを何か大きな武器を手に入れたかのように勘違いした人が、その影響力も考えずに間違った使い方で、平気で他人を傷つけてしまう。決して面と向かっては言うことも出来ないのに・・・
ただ、当スクールでは有難いことにそのような類の話は今までほとんど無かったし、僕が監督をしているチームでもまったくありません。しかし僕の知り合いのチームの関係者などからはそのような話やもっと姑息で常軌を逸したような話が悲しいことにたくさん聞こえてくるのが事実です。
そんな中で、僕たちコーチが子どもたちと関われる時間は週で換算しても数時間ほどのわずかな時間だけ。その短い時間でサッカーの指導に加えて、ちゃんと躾などの部分にも目を向けなくてはいけない。正直これが「スクール」の難しいところなのです。「チーム」であればまた変わってくるのですが。ただ、だからこそそれぞれのカテゴリーやクラスごとに明確なコンセプトや指針をもって指導を行っております。そしてそれはキッズ、小学生年代は育成年代だということを前提に、この先の中学年代、高校年代になった時にしっかり花開いたり、或るいは苦労せずにやっていける。そんな将来を見据えた指導を考えています。
決して、「今」だけしか考えてないような、そんな浅はかな想いで子どもたちと接しているわけではありません。
そして現在スクールでは、まずは子どもたちとの信頼関係を築く作業からしっかり取り組んでいます。その中で徐々に躾の部分、「心」の面について厳しく指導を行っている最中です。それからここ数年の指導を見ていると、あまり強度の高いトレーニングが出来ていませんでした。練習が終わった後なのに、みんな涼しい顔をして帰ってくる。そんな印象でした。なのでしっかりと激しい動きや運動量を増やしてもらいながら「体」の面も鍛えてもらっています。そこをクリアできて、やっと「技」の面に目を向けていけるでしょう。そして「頭」へと。各学年やクラス、そして参加してくれている子ども一人一人に沿った声掛けや指導を考えて指導しております。ここが僕自身が特に大切にしている「オーダーメイドの指導」でもあります。
今までのスタッフが抜けて、そしてもうすぐ選手経験が豊富な新たなスタッフも入ってきてくれるこの絶好のタイミングを逃さずに、この数年で忘れてしまったものを取り戻す、そしてより進化させたスクールにするためにコーチ一同で頑張っていこうと思います。
至らぬ点も多々あるかと思いますが、どうかご理解ご協力いただけると幸いです。
宣言通りの長い文章になりましたが、最後まで拝読していただきありがとうございました。