こんにちは。遺品整理実績 2,150件、関連書籍を7冊執筆し、東日本で最初に遺品整理の専門店舗を開始した、さいたま市の遺品整理業者「遺品整理の埼玉中央」代表の内藤です。
昨日、埼玉県朝霞市の遺品整理現場で、北海道八雲町産の「木彫りの熊」が見つかりました。
この木彫りの熊は、北海道を代表する民芸品として長い歴史を持つもので、昭和時代には多くの家庭で土産物や装飾品として親しまれていました。
今では北海道のお土産といえば、ラーメンやチーズケーキ、白い恋人など、私も思い浮かべますが、昭和の時代を知る方にとっては、この「木彫りの熊」が定番として真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。
今回、朝霞市の遺品整理現場で見つかった木彫りの熊は、丁寧に作られた立派なものでした。
木目の美しさや彫刻の細かさから、作り手の技術や愛情が感じられました。
このような遺品に触れるたびに、私たちは「亡くなった方が残した想い」を感じます。
私たちは、こうした「想いの詰まった品」見るたびに、それぞれの方が歩んできた人生や大切にされていた瞬間に思いを馳せ、ご家族にその想いを丁寧に引き継ぐお手伝いを心がけています。
たとえ一見何の価値もないように思える物でも、それが亡くなった方にとってどれだけ重要だったかは、ご遺族の方や私たちが気づかない場合もあるからです。
また、遺品の中には時代の移り変わりを反映した品も多くあります。その時代の暮らしぶりや文化、社会の流行などが色濃く映し出されているのです。
遺品整理の仕事は、ただの片付けにとどまらず、そうした「時代の記憶」を再発見する仕事でもあります。
だからこそ、一つひとつの遺品に真摯に向き合い、誠実な姿勢で作業に取り組むことが重要だと考えています。
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