娘はどうしてチックになったのか。
私が我慢ばかりしてきたことや
何でも自分のせいにして
自分を大切にしてこなかったことを
わからせるためだったのではないか。
実家に愚痴をこぼすより
言いたいことは直接
義母や義姉に言えばよかったし
それで大喧嘩になっても
自分を守れたという満足感は
何ものにも代えがたいだろう。
我慢して溜め込むのでなく
自分をちゃんと出しなさい。
と私が気づくよう
チックは教えてくれていた。
口に出さなくても
全ての思いを感じとっていた娘も
辛かったろう。
あの時私は
娘に対して愛情の足りない自分を
責めてばかりいた。
自己満足で
むりやり幼児教室に通わせたり
お受験に巻き込んだ事など
おっとりした娘には過激だったと
後悔ばかりしないで
まず自分を大切にすべきだったのに。