本当の愛を知りたい
と思った私は
母に愛されない環境で育ち
そこで愛について学ぼうと
プラニングして生まれてきた。
それがない状態で初めて
よく考え見つめられる
と思ったから。
愛情たっぷりに育った子は
愛について考えもしない。
愛がない環境にいることで
それを求めたりしながら
模索し探究していくことが
私には必要だった。
実際には
悲しく辛い思いをしたり
悔しかったり
羨んだりの連続で
それを引きずったままの
人生だったが
そのぶん愛については
人の痛みがわかる
まともな人間になれた
と思う。