母にしたら

主張のない私は

何を考えているのか

わからない子だったろう。

 



だから

母からは質問形式で

聞かれることが多かった。

 

 

子供から文句が出ないのは

満足している証拠だと



母は自分の思い通りに

どんどん物事を進めていった。

 

 

 

けれど

お互いの納得したやり取りがないため



表に出せない感情が

溜まった私は

 


我慢することに

エネルギーを使うばかりの


素直に

自分の気持ちを言えない人間に

なっていったのだ。