両側人工股関節置換術 術後7ヵ月と1週間です。
人工関節を入れるためには自分の骨を切ったり削ったり筋肉を強く引っ張ったり整形外科の手術というのは大工仕事に似ています。木を削ればオガクズがたくさん出ますよね。骨を削れば骨粉がたくさん出ます。
骨髄は血液を造るところなのでたくさん出血もするし血液中の液体成分も滲み出てきます。
病院によってはそれらを体外に出すための管(ドレーン)を入れる場合もありますが、人間の体はそういう余分なものを吸収処理する素晴らしい機能を備えています。
私の場合も術後すぐには出血量600ccと言われましたが翌朝の検査結果からするとそのあと一晩で1000ccくらい出血した計算になります。約三分の一の血液が骨盤内に出た訳ですから骨盤が倍くらいに腫れていました。
リハビリやトイレ、食事など立つたびにその液体成分(滲出液)は骨盤→大腿→ふくらはぎ→足首→足の甲へと流れて行きます。横になっていると反対に心臓に向かって戻ってくるので結果として尿がたくさんつくられます。内出血の紫色もだんだん下に降りてきますよね。
ちょうど尿道カテーテルは外れたけどまだトイレ介助が必要な時期と頻尿の時期とが重なり「あと一日入れておいて欲しかった」とブログに書いた記憶があります。
脚を高く挙げたりパタパタ動かすとさらに滲出液の戻りは増えて尿も増えむくみが退くのも早くなるので血栓予防のためにもお勧めです。
初めの頃の私のブログを見ていらっしゃらない方のために術後3日目の動画を載せますね。何度見直しても笑いが止まらなくなります(爆笑)
これを見ると術後5.6日で退院させる船橋整形外科はホントすごいと思います。
そして、術後2ヵ月半で何事もなかったかのようにパンプスを履いて颯爽と?歩いている私(^-^)
術後間もない皆さん、どうかご心配なく‼️
入院中は毎日動画をアップしていましたのでご興味のある方はご覧下さい(笑)