兄貴は国語ができない。

…いや、正確に言うと「できなかった」。

それでも結果として御三家に合格しました。


偏差値50ちょっとからのスタート

4年生のころ、国語の平均偏差値は50を少し超えるくらい。

漢字や語句といった“覚えればできる分野”は、やった分だけ伸びていました。
でも問題は記述。

壊滅的でした(笑)

特にひどかったのが物語文。

説明文はまだなんとかなる。
でも心情理解が絡むと一気に崩れる。


「淡い恋心」がわからない問題

今でも印象に残っている問題があります。

幼なじみ同士が下校中に会話しているシーン。
そこで問われる登場人物の気持ち。

正解は「淡い恋心」みたいなニュアンス。

でも兄貴はまったく理解できない。

解説を読んでも
「わからん…」

これが小6の夏。


そこで“あきらめた”

このタイミングで、ひとつの判断をしました。

「これはもう極めるのは無理だな」

親としては、ハイレベルな国語ドリルを買ってきたりもしました。
でも結局やめました。

理由はシンプルで、
コスパが悪いから。

伸びる見込みが薄いところに時間を使うより、
伸びる教科にリソースを振る。


武器があるなら、そこを伸ばす

兄貴には算数という圧倒的な武器がありました。

だから戦い方を変えた。

  • 国語は「落としすぎない」レベルでOK
  • 算数でしっかり稼ぐ
  • 他教科も安定させる

満点を狙う必要はない。
合格点を超えればいい。

この割り切りが、結果的にうまくハマりました。


国語の“向き不向き”はあると思う

これは完全に体感ですが、
国語、特に物語文は向き不向きがあります。

ちなみに個人的な印象ですが、
女子校の国語って男子校より難しくないですかね…?

心情の深さというか、求められる解像度が高い気がする。


そして今の兄貴

そんな兄貴ですが、今はというと…

相変わらず数学大好き。

さらに
『葬送のフリーレン』にハマり、
小説版をひたすら読み込んでいます。

細かい描写や設定を全部覚える勢い。
完全に“オタク気質”。

父と同じタイプです(笑)

一方で妻はというと、
かなりライトに読むタイプ。

「だいたい面白かった」で終わる。

バトル漫画でも
技の名前も勝ち方も覚えてない(笑)

毎回新鮮な気持ちで読めるらしいです。


兄弟でも全然違う

ちなみに次男は、どちらかというと父寄り。

同じ環境で育っても、
興味の持ち方も理解の仕方も全然違う。

だからこそ思うのは、

「できないことを無理に伸ばすより、
できることを最大化する方がいい」

受験って総合点の勝負なので、
戦い方次第でいくらでも道はある。


まとめ

  • 国語が苦手でも合格はできる
  • 向き不向きは確実にある
  • 伸びる教科にリソースを集中するのは有効
  • 満点ではなく“合格点”を取りにいく

完璧じゃなくていい。

勝てる形を作ることが大事。

そんな兄貴の受験でした。