法華経の教えから 第一章 序品 その3(弥勒の世) | 釈尊と共に生きる、西洲のブログです!

釈尊と共に生きる、西洲のブログです!

法華経は釈尊の肉声の教えの経典です。あらゆる経典の中で、法華経は、別の名を
「最上王経」とも呼ばれ諸経の王でもあります。女人成仏をはじめどんな衆生も
生きるもの全てを救おうとする仏陀の方便の力は、法華経のすばらしさです。

永遠の生命を通じて私たちに呼びかけを続けるお釈迦様 ..............久遠の仏陀釈尊 ............. の声、それが「法華経」 です。現代においてもこの経典の影響の大きさには計り知れないものがあります。 妙法蓮華経の第一章の序品をご説明します(^^)/

 

◎第一章 序品(じょほん)から

 

 

弥勒菩薩は、未来の仏

お釈迦様の後継者(仏)です。

 

 

☆日月灯明如来…仏の前身

 

 このとき、聴衆の中に弥勒菩薩がいました。弥勒菩薩は、未来の仏で釈尊の次に仏になられる方である。弥勒菩薩は仏の偉大なる奇跡について、このような不可思議な奇瑞は、どういうわけで起こったのかという疑問を聴衆を代表して文殊菩薩に尋ねた。
 

仏陀の眉間の光明が東方世界を照らし出すと、阿鼻地獄から有頂天までのあらゆる世界の中で、六道にいる衆生が善悪の業のむくいを受けて苦楽の生活をしている姿がすべて照らし出された。仏国土において仏陀は、説法しておられる。

若(も)し人、苦に遭いて老病死を厭(いと)わば 為に涅槃を説いて、諸(もろもろ)の苦の際を尽くさしむ。

人生は苦であるという認識は 仏教の根本である。苦とは何か。それは、生老病死である。生まれること、老いゆくこと、病にかかること、死にゆくこと、これが人生における四つの大きな苦しみにほかならない。


この生老病死に苦しむ人に対しては、涅槃の安楽を説く。あるいは、修行しようと志すものには、縁覚の教えをとく。縁覚とは、独覚ともいわれ、自分ひとりで悟りを求める人のことである。

 

ついで弥勒は文殊に向かって、どうして仏はこのような光明を現したのかと質問しました。文殊は答えました。


「仏は大法をお説きになられようとしているのです。自分も過去において仏が光明を放ったあとには、大法をお説きになられたのを見たことがあります。今、仏が、光明を放たれたのもそのためでしょう。いまだかつて何人も信じることができないような教えをお説きになられようとして、このような一大奇蹟を現されたのです

遠い昔、日月灯明如来という仏がおいでになって、正法をお説きになられた。その説法は純一無雑であって、巧妙を極めていた。声聞の為には四諦の教えを説き、縁覚の為には、十二因縁をとき、菩薩のためには六波羅蜜をお説きになった。その後この仏に引き続きつぎつぎと日月灯明と名づけられた。かくして出現した二万の仏は みな日月灯明と名づけられた。

そのとき、その聴衆の中に妙光菩薩がいました。日月灯明如来は、三昧から立ち上がると妙光菩薩のために「妙法蓮華」 という大乗経をお説きになり、六十小劫という長い間説法を続けました。また、聴衆も六十小劫の間心身を動かすことなく、仏の説法を聞いた。

日月灯明如来がこの大乗経を説きおわるや、「自分は、今夜入滅するであろう」 と。そして徳蔵という菩薩を日月灯明如来の後継者に定めた。「この徳蔵菩薩は、次の仏になるであろう」 と大衆に告げられた。そして夜半に入滅された。

仏が入滅されると、その教えを受けた妙光菩薩が「妙法蓮華経」 を護持して八十小劫の間、人々のために説法した。妙光菩薩の八百人の弟子の中に「求名」、(のちの弥勒菩薩)というものがいた。彼は名声だけを求める人で、お経をどんなに読んでも憶えられなかった。しかし、この求名は多くの善根を植えたために、多くの仏に会うことができた。

このように説明してから、そのときの妙光菩薩は自分であり、求名菩薩はあなたであると語り いま、この不思議な奇蹟を見ると今日の仏も 妙法蓮華経をお説きになられるのである。文殊の前身は、妙光菩薩であり800人の弟子をもっていた。弥勒はそのなかの一人であった。

だからこそ、弥勒は文殊に対して質問し答えを求めたのであった。

 

次回につづく

 

追記、 文殊菩薩の前身は、妙光菩薩。弥勒菩薩の前身は求名菩薩。 そしてお釈迦様の次の後継者(仏は)弥勒仏!決定事項ですね!(^^)! もうすでにミロクの世は始まっています。ミロクの世とは、良い事(思い)をしたら、直ぐに自分に跳ね返ってきます。当然悪い事(思い)をしたら、直ぐに自分に跳ね返ってくる訳で、ミロクの世は悪人がいなくなる世ということですね!

 

 

 

法華経は釈尊の肉声の教え、経典です。 是非とも、

釈尊のご慈悲を体験してみてください(西洲)

↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 

http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18

 

真実は一つ!!

 

 

クリックよろしくお願いいたします。励みになります (^^)/

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ