ピグが重くてここ数日 日記も書かずに本ばかり読んでいる。



半夏生の時に紹介したパリパリ胡瓜の「みおつくし料理帖」に始まり



香月 日輪(こうづき ひのわ)の「妖怪アパートの幽雅な日常」
妖怪アパートの幽雅な日常4 (講談社文庫)/香月 日輪

¥470
Amazon.co.jp

・「僕とおじいちゃんと魔法の塔」
僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)/香月 日輪

¥460
Amazon.co.jp

僕とおじいちゃんと魔法の塔(2) (角川文庫)/香月 日輪

¥460
Amazon.co.jp


という読んで美味しい本ばかり選んでしまった。



夕べも8時頃ベッドで本を読むつもりがあっというまに寝てしまって、起きたら深夜1時。



4時頃までピグで遊んで もう一度ベッドに。





お供に選んだのは『食堂かたつむり』の著者小川 糸さんの日記エッセイ『ペンギンの台所』
ペンギンの台所 (幻冬舎文庫)/小川 糸

¥480
Amazon.co.jp


その中の7月27日には 『はぶた』という題で この時期のお茶のお点前の中で水差しの蓋に本物の葉っぱを使う事が書かれていて 彼女は葉蓋がとても好きなのだそうです。

ジョウトウの右往左往-葉蓋

 ■御菓子司 中村軒 京のおかし歳時記 第33回 七夕 より

本来は梶の葉で蓋をした 葉蓋。

七夕をしのぶお点前のひとつなのでしょうかね。
    ■茶道(葉蓋で洗い茶巾)
   

お茶巾を絞る水音で涼を感じるお点前のようでした。

  ちなみにお茶巾は奈良の本晒が有名らしくて伯母が関西に来るとお茶の先生の分もお土産に買って帰ります。

 お寺のお坊さんの袈裟に使われた良質の麻が武士の裃に使われ 利休が茶道のお茶巾にも奈良晒を選んだんですね。

他の地方の麻布よりも一手間も二手間も多くかけて値段は高くても良いものを追求していったので良質な麻製品になって残ったようです。
 蚊帳にも良質な奈良麻が向いているので 今エコロジーでクーラーを止めて蚊帳で寝る人が買いにきてはるとか。
奈良町の庚申堂の近くの『吉田蚊帳』さんでチラッと聞いた話しです。
 吉田蚊帳さんの新しいHPはなんだか画像がうまく表示されないものもあるので(通販のページは大丈夫そうですが) 前に復元遣唐使船上で遣唐使姿をご紹介した ステキなサイトへご案内。
■奈良に住んでみました  奈良土産に最適!『吉田蚊帳』@奈良町

伯母のお気に入りは『麻布おかい』。近鉄奈良駅からすぐの 東向商店街の中にある織元さんの直営ショップなので作り手さんの誇りも感じられるように思えます。茶道用の布巾の他にも バッグや懐紙入れ、のれん、草木染め・手書きの奈良絵のもの、正倉院にちなんだモチーフのものなどなど可愛らしくて上品で上質なものばかり。どれを選んでも喜ばれそうで、かえって選べないくらい。ただ人気がありすぎてGWや紅葉のシーズンの終わり行くと製造が間に合わずに後で送ってもらうことに。

もう一本南のもちいどの商店街の方にも有名な麻のお店「遊 中川」さんがあります。こちらも素敵なお店です。伯母によると東京のデパートでも手に入る物も多いらしいです。

4時に寝る前には七夕におそうめんを食べる由来とかを話してたのに 寝て起きたら中国のお菓子が起源だったのか、小麦が採れる時期のお祝いに小麦製品の素麺を食べたのか はたまた織姫の機織りに使う糸に見立てたからだったのか すっかり忘れてしまいました。

また調べよっと♪ペタしてね

関連記事 2010/07/06 ■大相撲名古屋場所 NHK生中継中止と七夕