体を水に浸すと冷たさが身体の細胞を一気に収縮させ鳥肌が立ったが、
全身を水の中に埋めてしまうとその冷たさは心地よかった。
ボクはプールに潜り、水中から水面にただよう光の影を眺めていた。
浮力にまかせ水面に上がると雲高く突き抜ける蒼天が広がった。
ここへくるとねっとりと絡み付いた不快なものが全て洗い流される気がする。
沙羅と出会い、沙羅を好きになったこの場所はボクにとって聖地なのかもしれない。
沙羅に早く逢いたい。
急く思いを振り払うようにボクは泳ぎだした。
少年2章 28歳~Summer Time~
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