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[実験小説]神の子たちの境界線

◆実験小説とは?◆
小説よりも短く、詩よりも長い短編です。登場人物の「心情」と「情景」から物語が生まれるんじゃないか?そんな実験です。プロットを書いていないので書いている本人にもどうなるかわかりません><

沙羅はまだ来ていない。

体を水に浸すと冷たさが身体の細胞を一気に収縮させ鳥肌が立ったが、
全身を水の中に埋めてしまうとその冷たさは心地よかった。

ボクはプールに潜り、水中から水面にただよう光の影を眺めていた。
浮力にまかせ水面に上がると雲高く突き抜ける蒼天が広がった。


ここへくるとねっとりと絡み付いた不快なものが全て洗い流される気がする。


沙羅と出会い、沙羅を好きになったこの場所はボクにとって聖地なのかもしれない。


沙羅に早く逢いたい。


急く思いを振り払うようにボクは泳ぎだした。


少年2章 28歳~Summer Time~

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抜けるような蒼さに飲み込まれそうになりながら

ボクは学校のプールへと向かった。

むせ返るような新緑の香り、

乾いたアスファルトから立ち上る熱気

夢のせいで五感が開いたような感じだ。

受付のおばちゃんに挨拶をしてすぐに着替えた。

プールサイドに立つと塩素の匂いが入り交じった

そよ風がほほをくすぐった。

夢の中で嗅いだ匂いのような懐かさがボクを包み込む。
しかし夢とは違う

何かを欠いている。


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永遠の孤独

絶対の孤独の中に

そよ風が運んだ匂いが鼻に残っている。

孤独からの解放…

そして懐かしい匂い…

幻臭?

夢の中で嗅いだはずなのにリアルに残る香り

何かの予兆を感じずにはいられない。

沙羅との出会いが確実にボクを変えていく

今日もまたプールへ行く

沙羅とは約束していない

だけどきっと沙羅はいるだろう

ボクはクイックシルバーのチェックの半袖に
カーキー色をした6ポケットのボトムを履いて家を出た。

いつものナップザックを背負い込んで。

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