フランスのモンマルトルに実在したナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」を舞台にしたラブ・ロマンス・ミュージカル・ムービー。

訳して「L(ove) R(omance) M(usical) M(ovie)」なわけだ。


監督は「ダンシング・ヒーロー」や「ロミオ+ジュリエット」で有名なバズ・ラーマン。ボクの最も大好きな映画監督の一人なのだ。


なぜかって、バズ・ラーマンとは誕生日が一緒なら生まれも育ちも地元も一緒。。。


なわけはなく、偶然にも誕生日(9月17日)が一緒なのだ。


それまでボクが知っていた9月17日生まれの有名人は、なかやまきんに君をはじめ、ビスマルク(元ヴェルディ)、ちあきなおみ、三瀬真美子(元シェイプUPガールズ)と微妙なメンツがそろっていたのだが、ついにまともな・・・というかお気に入りの人が生まれていてくれたことに感謝(ラブ)なのである。


そんなバズ・ラーマンが手がけた「ムーラン・ルージュ」なのだが、とにかく「スペキュタキュラー・スペキュタクラー」なのだ。


つまり壮観で大がかりな演出が前面に出されており、超エンターテイメントな作品として仕上がっているってことなんだけど。


二コール・キッドマン、ユアン・マクレガーの二人が主演を務めているわけなのだが、二人とも



歌がうまーーーい!!!


歌がうまいのだ。



元々、バズ・ラーマンはミュージカルの舞台演出家ということもあり、この作品はミュージカル調に進んでいく。

ミュージカルが大好きなボクとしてはそれだけでもニヤリとしてしまう。


劇中、「あ、この曲は」とニヤリとさせられる場面が何度もある。

ビートルズ、エルトンジョン、ニルバーナ、KISS、サウンドオブミュージックのテーマ、など名だたるミュージシャンの楽曲を惜しげもなく劇中で効果的に使いまくっており、選曲もサイコーなのだ。


ユアン・マクレガー、ニコール・キッドマンが歌がうまいのは前述したが、それ以外の出演者も歌のうまい人ばかりだというのも書いておこうと思う。


「みんな歌がうまいのだ。」


この映画の魅力は歌ももちろんなのだが、特に気に入っているのが世界観である。


ナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」の豪華絢爛さ、モンマルトルの街並、照明の使い方、色使い、衣装、、、もうどれをとっても大好物。。。


この世にある好きなものをありったけ集めて詰め込んだ、オモチャ箱のような感じ。

それでいて全く散らかっているようには見えない。


裏世界を生きる者が持つ独特のウサン臭さをにじませつつも憎めないキャラクター、ジドラー。

最初から最後までエロかった公爵。


春を売る娼婦のみなさま。


誰一人とっても憎めないキャラクターばかりなのだ。

劇中では唯一の悪役(?)のエロ公爵だって純粋ではないが、サティーンに恋をしただけなのである。

彼女に恋したからこそのクリスチャンへの嫉妬だったのではないだろうか。


ちなみにここでエロ公爵を弁護しているボクは、エロ公爵を結構気に入っている。


ジドラーとエロ公爵が掛け合う「ライクアバージン」の場面は劇中の中でもお気に入りのシーンの一つである。

だってエロ公爵、面白いんだもん。顔が。エロくて。マヌケで。

「人がこの世で知る最高の幸せ、それは誰かを愛して、そしてその人から愛されること」


現在彼女がいないボクにとって人がこの世で知る最高の幸せを感じることができる日はいつのことだろうか。


クリスマスも近く、ただでさえ冷たく寒い冬がもっとサムく感じる今日この頃なのだ。