ビジネスクラスに乗る際、時間帯とともに重要なのが使用機材です。
ボーイング787とかエアバス330とか何となく聞いたことがあるかもしれませんが、
飛行機の種類のことです。
普段はあまり気にしないかもしれませんが、この機材によってビジネスクラスの座席には大きな違いがあります。
例外もありますが、簡単に言うと小型機の座席はしょぼく、大型機の座席は豪華という傾向があります。
最近は小型機のビジネスクラスもフルフラット席を装備したりと豪華になってきていますが、ざっくりこのように覚えておいてよいでしょう。
小型機の代表的な機種はエアバスA320やボーイングB737などです。
大型機は、エアバスだとA330、A350、A380、ボーイングですと、B777、B787などが主要な大型機の機材です。
大型機ですと多少の違いはあれ大きな座席仕様の違いはないですが、大型機と小型機では座席の仕様に大きな違いがります。
大型機のビジネスクラスはほとんどがフルフラットシートになり、新しい座席だと通路との間に扉が設けてあり、個室になるものもあります。
一方小型機のビジネスクラスはフルフラットにならず、リクライニングシートの場合が多いです。
もちろんエコノミークラスよりも前後の感覚や座席幅は広いですが、大型機ほどのスペックは望めません。
しかもどの機材の便に乗っても航空券代は変わりません!
であれば、最新のシートが備わっている機材の便を選んで乗りたいものです。
長距離路線は殆どが大型機のみの就航なので、どの便を選んでも大差ないですが
(多少の差はありますが、小型機程スペックが悪くなることはほとんどありませ
ん)、近距離路線の場合は要注意です。
日本から韓国、中国、近距離の東南アジア路線などは、
同じ路線でフライトにより大型機と小型機両方就航しているケースもあり、
快適なビジネスクラスのシートを満喫するのであれば大型機の便を予約しましょ
う。
例えばですが、成田⇔香港間の香港航空では、
便により小型機のA320運航便と大型機のA330運航便が混在しています。
A320運航便のビジネスクラスの座席はリクライニングシート、A330運航便の座席はフルフラットになり、快適度が大きく違います。
フライトの時間帯さえ合えば、いや、時間帯を合わせてでも、大型機の便を予約したいものです。