Beyond Competencies: What About the Leader’s Mind?Somatic Leadership Developmentの授業で読んだ論文。コンパクト版がありました。
日本語訳ミスっている可能性ありますが、簡単に説明すると、
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現在のリーダーシップ開発は、目に見える行動特性にフォーカスしすぎている。リーダーシップ開発を考えるときには、目に見えない内面の部分も考慮したホリスティックなものであるべきだ。
では、内面の部分とは具体的に何があるかというとそれは3つあり、神経回路、内面、そして意識的な取り組みの3つだ。
神経回路に関しては、リーダーシップのスタート地点である自己認識に深く関係がある。また、内面で起こる自己対話のクオリティに注意を払う必要がある。過去の経験によって構築されてきた自己対話は、人の行動に影響を与える。そして、意識に取り組むことで、自分の神経回路、内面に対して敏感になり、状況によって適切な対応をすることができるようになる。
今後のリーダーシップ開発は、これらの視点も考慮していく必要がある。
参考:Ruderman, M, N., Clerkin, C., Connolly, Carol. (2014)
Leadership development beyond competencies. Center for Creative Leadership.
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自分の内面で起こる変化や、神経回路の話などは、Somatic Leadership Developmentで何度も扱うテーマです。
例えば、この前の授業だと、リクエストをされたとき、されるとき、また、Yesというとき、Noというときによって起こる微妙な体の変化というものがあります。
そこにフィードバックをもらい、体の変化に敏感になること。これが大事だそう。
内面の自己対話に関しては、かなりジャーナルを書かされてるので、その点の振り返りはよく行われています。リフレクションが大事なんだろう。
リーダーシップ開発の本質をどんどん突き詰めていくと、目に見えない部分の育成が重要になってきます。今後もここは、深く追求していきたい。
参考記事:2015年10月24日
ペーパー結構進んだ